New Entry Period–May ’73

All Songs from American Top 40

volume 8: New Entry Period–May ’73

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0174 Steamroller Blues / Fool-Elvis Presley73.05.05 : 30,26,23,19,17,21,28(269/1070)

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やや重いアレンジをほどこしたブルースナンバーだが、Elvisの魅力を引き出せていないと当時酷評されたA面と、そのせいか途中から両A面扱いになったバラードのB面のカップリングでかろうじてTOP20をキープした。

0175 Playground in My Mind-Clint Holmes
73.05.05 : 32,27,22,14,10,5,2,2,7,6,7,9,14,34,39(927/927)
子供の歌声を大きくフューチャーした、実に明るいポップスナンバーで、邦題「希望のあした」はこの曲のイメージ通り。Clint Holmesの唯一のTop40ヒット。73年を象徴する曲の一つといえる。オムニバスCDで入手可能。

0176 It Sure Took a Long Long Time-Lobo
73.05.05 : 36,29,28,27,30(155/1366)
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「片想いと僕」「君ともさよなら」と来て、連続3作目のヒットがこれ。地味さも加速がついてしまい、前2作ほどのヒットにならなかった。

0177 I’m Gonna Love You Just a Little More Baby-Barry White
73.05.05 : 37,24,20,12,7,6,4,3,4,10,15,34(730/730)
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73年に突如大スターになってしまったBarry White。前半の語りの部分から次第に盛り上がっていく手法は独特で、「子供にはわからない」魅力にあふれている。特にこの曲はセクシーで、OhioとSylviaとこの曲が揃いぶみしてしまった73年5月のチャートは強烈だった。

0178 I can Understand It-New Birth
73.05.05 : 38,36,36,35(99/99)
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結構知名度が高いソウル・ボーカル・グループのため、ヒット曲も多いと思われがちだが、実際にはTOP40ヒットは30位代止りの2曲だけである。

0179 Blue Suede Shoes-Johnny Rivers
73.05.05 : 40,38(44/777)
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ビートルズが好んで演奏したカール・パーキンスにより1956年に2位まで行き、その後、プレスリーも取り上げたスタンダードナンバー。

0180 Right Place,Wrong Time-Dr. John
73.05.12 : 34,25,22,16,11,11,10,9,9,10,13,33,38(637/637)
サザン・ロック界ではすでに大物だったDr.Johnの唯一のTop40ヒット。耳あたりの決して良いとは言えない単純なリフレインが、聞き込むにつれ快感に変わっていく。

0181 Super Fly Meets Shaft-John & Ernest
73.05.12 : 35,33,31,39(106/106)
でました、コミックソング。確か、これはホモネタではなかったかと記憶があるのだが、手元に実際の音が残っていないため思い出せない。

0182 Teddy Bear Song-Barbara Fairchild
73.05.12 : 37,34,33,32,37(132/132)
エルビスの1957年のスーパーヒット「(Let Me Be Your) Teddy Bear」に対するアンサーソング。昔はこうした「アンサーソング」が作られ、ヒットすることも多かった。

0183 No More Mr. Nice Guy-Alice Cooper
73.05.12 : 39,29,26,25,31,27,34,38(239/498)
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アップテンポなロックナンバーで、Alice Cooperの魅力が良く出ている。ここまでが、順調にTOP40ヒットを重ねていた時期で、この後、スランプに陥ってしまう。やはり、David Bowieなどと比較され、「一段落ちた」感じで捉えられたのが災いしたのではないか。残念。

0184 Let’s Pretend-Raspberries
73.05.12 : 40,39,38,35,40,#,36,35(184/679)
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知る人ぞ知る名曲である。遠くはなれた恋人を想う歌詞が、甘く、せつなく歌われる。ヒットしなかったのはプロモーションの問題としか思えないほどで、チャートアクションにも、じわりじわりと支持されていったのが感じられる。(72年10月以来初の「再登場曲」であった) 本当に、この曲がすっきりとヒットしていれば、後にEric Carmenは、「All by Myself」などという悲しい歌詞を書かなかったかもしれない。

0185 Will It Go Round in Circles-Billy Preston
73.05.19 : 30,25,19,14,7,4,3,1,1,2,5,9,20,39(1157/1157)
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アメリカにおけるBilly Prestonのシングルの成績は非常に高く、日本では信じられないほどである。この曲は、ややヘビーなボーカルを前面に出した曲で、1位2週に値するほど出来が良かったとは思えないのだが。

0186 One of a Kind (Love Affair)-Spinners
73.05.19 : 35,29,24,15,13,12,11,15,23,32,37(464/1791)
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いかにもSpinnersらしい曲で、明るい、気持ち良さが身上の曲である。後年の「Rubberband Man」に、少しだけつながっていくものがある。

0187 And I Love You So-Perry Como
73.05.19 : 37,32,29,33,36,31,29,31(230/230)
ドン・マクリーンが電話で恋人に歌って聞かせたといういわくつきの曲をさらにしっとりと往年の大スター、Perry Comoが歌う。この当時、すでにPerry Comoは61才だった。なんとも甘いラブソングに人生の年輪が加わり説得力が増した作品。

0188 Heart of Stone-Blue Ridge Rangers
73.05.19 : 38,37(47/434)
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ストレートで、素直なメロディのロック・ナンバー。グランド・ファンクの「バッド・タイム」に通じる雰囲気がある。もう少し、ヒットしてもよかったのではないかと思う。

0189 Long Train Runnin’-Doobie Brothers
73.05.26 : 30,22,10,12,9,8,12,11,12,26,37(561/962)
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イントロの小気味のいいリズム・ギターの響きにパーカッションが重なり、非常に印象的なこの曲は、前期Doobieを代表する曲であり、73年という年を象徴する1曲でもある。

0190 Give Me Love (Give Me Peace on Earth)-George Harrison
73.05.26 : 34,14,13,8,5,1,4,5,6,10,31(824/824)
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アルバム「Living in the Material World」から、当時のGeorgeの充実ぶりを示す作品。鋭さよりも包み込むような暖かさにあふれた曲で、ボーカルの声量のなさなどまったく問題にしない独特の世界を提供している。

0191 Give It to Me-J. Geils Band
73.05.26 : 39,34,34,34,30,30(165/165)
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こんなところにこのグループの小ヒットがあったなど驚きである。後年のレゲエの雰囲気さえ漂わせ、Peter Wolfの余裕たっぷりのボーカルが聞ける。それにしても息の長いグループ。

0192 Close Your Eyes-Edward Bear
73.05.26 : 40,37(45/807)
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名曲「Last Song」に続く第2弾。あまりに地味な作品で、どのぐらい地味かというと、Loboの「君ともさよなら」以上である。チャート的にもこんなものかとは思うが、埋もれてしまうには惜しいペーソスがある。

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