New Entry Period–July ’73

All Songs from American Top 40

volume 10: New Entry Period–July ’73

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0214 Touch Me in the Morning-Diana Ross73.07.07 : 29,21,17,11,7,4,1,3,4,5,7,9,14,18,25,40(1107/1205)

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「Ain’t No Mountain High Enough」以来、3年ぶりのNo.1(TOP10もそのとき以来)で、Supremes脱退以降の彼女の作品の中で最も成功している作品のひとつ。。サビの部分にかけ上がっていく部分がなんともドラマチックで聞かせる。彼女にはやはりこうした、スケールの大きいバラードが似合っている。

0215 Feeling Stronger Every Day-Chicago
73.07.07 : 32,26,19,16,11,11,10,11,10,14,19,33(590/820)
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シカゴVIからの最初のシングルでPeter CeteraとJames Pankowの協作。ブラスをフィーチャーしているが、以前よりもかなり軽めの音作りになっている。意識のすれちがってきた恋人たちのことを歌った作品で、このころから、「シカゴの変質」が浮き彫りになってきている。

0216 Where Peaceful Waters Flow-Gladys Knight & the Pips
73.07.07 : 34,33,31,28,28,28,38(207/1278)
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ブッダ・レコード移籍第1弾シングルは、この、地味だが非常に味わい深いバラードナンバー。アルバム「イマジネイション」にも収録されている。

0217 Why Me-Kris Kristofferson
73.07.07 : 37,35,#,#,#,#,#,32,31,26,23,31,23,21,23,21,21,19,16,17,21,31,34,38(770/770)
当時としては非常に珍しく、 TOP100に38週もとどまった曲である。もちろんミリオン・セラーを記録している。カントリー・フレーバーを持ち、きくほどに味がわいてくる作品。歌い出しの「Why me,Lord」という神への語りかけからゆったりとしたサビのコーラスまで印象的。

0218 Goin’ Home-Osmonds
73.07.07 : 39,36(47/377)
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オズモンズのロック路線の曲で、前作よりもストレートな作りになっていた。結構、カッコ良かったと思ったが、それほどヒットしなかった。

0219 Plastics Man-Temptations
73.07.07 : 40,40(42/1419)
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アルバム「Masterpiece」から。やはりNorman Whitfieldの実験的な音作りによる作品で、シングルにはあまり向いているとは思えない曲。

0220 The Morning After-Maureen McGovern
73.07.14 : 29,20,9,1,1,4,5,7,11,18,26(923/923)
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あまりに有名な映画「ポセイドン・アドベンチャー」のテーマ曲。転覆した船からの脱出劇に、よくマッチした曲だが、映画と切り離して聞いても非常にいい曲で、元気をつけたいときに聞くには最適な曲である。

0221 Get Down-Gilbert O’Sullivan
73.07.14 : 31,22,18,14,13,7,7,8,13,17,27(576/1783)
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アップテンポなナンバーで、これまでのオサリバンのイメージを変えた曲。日本でもかなりヒットしたが、この曲のヒットが彼にとってそのあとの足枷になってしまったような気がする。

0222 I Believe in You (You Believe in Me)-Johnnie Taylor
73.07.14 : 32,26,19,13,12,11,12,19,19,20,25,28(539/539)
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「Disco Lady」があまりにも有名なJohnnie Taylorだが、ゴスペル出身で60年代前半から非常に長いキャリアを誇っている。この曲はTop10はのがしたが、ミリオンセラーになっている。

0223 If You Want Me to Stay-Sly & the Family Stone
73.07.14 : 34,27,25,20,19,17,14,12,12,16,19,25,32(560/560)
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Slyの歴史上に輝くアルバム「Fresh」からのシングルヒットであり、実質的には最後の大ヒットになっている。アルバム「暴動」以来、極端なスランプに落ち込んでいたSlyが73年に発表したアルバムが「Fresh」であり、そのファンキーな世界は、復活を思わせるのに十分だった。

0224 Brother Louie-Stories
73.07.14 : 37,24,20,8,3,3,1,1,2,6,6,11,16,22,38(1214/1214)
大ヒットして当然、の雰囲気が初登場時からあふれていた曲で、現在でも非常に有名な曲である。白人の男の子と黒人の女の子の恋の歌で、男の子の家というのが非常に保守的だったことで悲劇が幕をあける。ドラマチックな展開がソウル色の強いロックに乗せて歌われる。

0225 Swamp Witch-Jim Stafford
73.07.14 : 39(22/22)
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翌年大ブレイクするJim Staffordの最初のTOP40ヒットである。プロデュースはLobo。

0226 Live and Let Die-Wings
73.07.21 : 29,21,3,2,2,2,5,7,9,17,27,36(857/2753)
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「007/死ぬのは奴らだ」の主題歌で、ポールが手がけたこともあり、発売当初から非常に話題性が高かった。出だしのバラード部分から、間奏部のドラマチックな展開など、一つの曲としても完成され、007映画にもあっている。なお、この曲の2位止りは、21–>3という上昇があっただけにものすごく惜しかった。(9–>1のポセイドン・アドベンチャーに負けた)

0227 Uneasy Rider-Charlie Daniels
73.07.21 : 30,23,15,9,9,9,18,28,32(427/427)
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サザン・ロック=土臭い、という定式を地でいったような作品で、この時点では日本ではだれも注目しなかった。特に、この曲は、「ゲテモノ」の感がある。それにしても73年はサザン・ロックの当たり年で、そうしたブームが後押ししなければ、最高位9位は出来すぎなところ。(なお、私はこの曲のタイトルを数年間「An Easy Rider」だと信じて疑わなかった。)

0228 Here I Am (Come and Take Me)-Al Green
73.07.21 : 33,24,19,17,16,15,14,10,10,16,22,35(554/1745)
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Call Meに続き、Al Green節がたっぷりと聞けるナンバー。前作の哀感がここでは力強さに置き換わっている。Hiレーベルから発売された曲では連続7作目のミリオンセラーに輝いている。

0229 How Can I Tell Her-Lobo
73.07.21 : 35,29,27,25,24,22,24,33(269/1635)
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連続4曲目のTOP40ヒットとなる曲で、地味さもさらに拍車がかかってきた。この曲はいわゆる3角関係、不倫をテーマにしており、いつまでもナイーブ路線では勝負出来なくなってきたのであろうか。

0230 Soul Makossa-Manu Dibango
73.07.21 : 36,35,35(77/77)
ラテン系のビートだが、これは、純正のアフリカンサウンドである。当時、「こんな音楽もあるのか」と思って聞いたものである。

0231 Angel-Aretha Franklin
73.07.21 : 38,30,26,24,21,21,20,23,25,37(346/472)
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前作に引き続き「どソウル」系の作品だが、TOP40内には10週と、比較的長く君臨していた。

0232 Delta Dawn-Helen Reddy
73.07.28 : 32,22,15,8,6,3,3,1,3,5,9,18,24,37(1017/2540)
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「I Am Woman」以来のNo.1ヒットに輝いたこの曲は、Bette Midlerも取り上げている曲で、「中年女性の孤独」を取り上げている。曲調は明るいが、そのなかの世界は、本物の地獄をかいま見させるものである。アルバム、「Long Hard Climb」は、そんな「生きていかなければならない悲しみ」のようなものに触れることが出来る力作である。

0233 Let’s Get It On-Marvin Gaye
73.07.28 : 36,17,7,5,4,2,1,2,1,2,3,3,4,6,8,18,30(1586/2047)
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「What’s Goin’ On」と並ぶ、Marvin Gayeの最高傑作である。この曲のテーマはずばりSexであり、当時中学生であった私には、赤面してしまう曲だったのだが、そのなかに秘めた暖かさ、優しさのようなものはいうまでもなく本物であり、2ヵ月もすると病みつきになってしまった。

0234 Are You Man Enough-Four Tops
73.07.28 : 38,30,22,22,17,17,15,26(315/1431)
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映画「アフリカ作戦」の主題歌であり、なかなかスリリングなアップ・ナンバーに仕上がっている。少しだけ名曲「Reach Out,I’ll Be There」の雰囲気を引き継いでいる。

0235 Say Has Anybody Seen My Sweet Gypsy Rose-Dawn
73.07.28 : 39,24,18,14,8,6,4,3,5,7,13,21,35(767/2414)
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邦題「嘆きのジプシーローズ」ということで、ダンサー(ストリッパー?)で行方不明の恋人を探す男の歌。いうまでもなく、「Tie a Yellow ..」の2匹目のドジョウを狙った物語歌であり、タイトルも長い。まあ、最高位3位は妥当なところか。

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