New Entry Period–Nobember ’73

All Songs from American Top 40

volume 14: New Entry Period–Nobember ’73

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0291 Check It Out-Tavares73.11.03 : 38,35,36(74/74)

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Tavaresといえば、70年代後半のディスコヒットのイメージがどうしても強いのだが、この曲が出世作。73年らしい地味なナンバーである。

0292 Goodbye Yellow Brick Road-Elton John
73.11.03 : 40,27,15,9,3,2,2,2,5,7,18,23,25,35(931/3476)
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本当に惜しい2位止りで、Eltonの歴史に残る傑作2枚組アルバムのタイトルナンバーである。近年日本でCMソングに使われたこともあり、未だに認知度の高い曲と言えよう。何度聞いてもコーラス部分が印象的である。

0293 Ooh Baby-Gilbert O’Sullivan
73.11.10 : 33,27,25,28(131/1914)
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この曲をシングルカットしたのがO’Sullivanにとって致命的になってしまったと言えよう。「Get Down」に続くロック路線だが、メロディー自体に訴えるものが少なかったのも問題。この次に再び「優しさを前面に出したバラード」に戻すのだが、時、すでに遅し、といったところである。

0294 Hello It’s Me-Todd Rundgren
73.11.10 : 36,24,16,11,8,6,5,6,14,20,26,38(625/625)
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スゴ腕のプロデューサーとして評価が高いTodd Rundgrenの数少ない、自前のヒット曲である(唯一のTop10ヒット)。とにかくこの頃のToddはキンキラキンに染めた長髪など、ルックス関係でも話題が多い人で、よくMusic Life誌などのグラビアを飾っていた。

0295 If You’re Ready, Come Go with Me-Staple Singers
73.11.10 : 38,25,18,14,12,10,9,12,21,24,27(515/591)
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Staple Singersが73年から74年にかけて放った大ヒットで、ミリオン・セラーを記録している。フィラデルフィア・ソウルの影響を受けたコーラスを持つ曲で、この時代の雰囲気を良く伝えている。

0296 Friends-Bette Midler
73.11.10 : 40(21/923)
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困った。「The Divine Miss M」にはこの曲の2つのテイクが収められていてそのうちのひとつがBarry Manilowプロデュースによるもので、おそらくはこちらがシングルになっていると思うのだが、断言できないのである。今聞き比べてみても、たぶんB-6のBarry版ではないかと思うのだが…

0297 Leave Me Alone-Helen Reddy
73.11.17 : 29,20,13,10,7,4,3,3,14,21,23,32,36(741/3281)
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傷付き、「ほっといてよ」と繰り返す悲しい歌。ストレートな曲調と彼女の歌声が、重いテーマをさらっと仕上げている。だが、これは、アルバム「Long Hard Climb」全体に言えるのだが、そこからかいま見る世界には本当に切実な、歯を食いしばってやまない戦いがある。

0298 Let Me Serenade You-Three Dog Night
73.11.17 : 32,26,17,17,29,34(219/1399)
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気持ち良いリフレインをもった、軽いロックナンバー。アルバム「Cyan」からの第2弾シングルであり、中ヒットに終わった。(Three Dog Nightのアルバム第2弾シングルは、大体この程度のヒットになっていた)

0299 Rockin’ Roll Baby-Stylistics
73.11.17 : 34,27,24,20,17,14,15,22,27,31,39(419/1483)
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Stylisticsにしてはたいへん珍しいアップテンポで明るく軽いナンバー。どちらかというとSpinners向きの曲の様な気もするが、セールス的には一応成功といえよう。

0300 The Joker-Steve Miller Band
73.11.17 : 37,29,22,15,9,6,4,2,1,2,5,9,11,18,23,31(1138/1138)
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今から考えると奇跡のようなNo.1ヒットである。地味なメロディとアレンジのこの曲がなぜここまではやったのか、わからないものである。ただ、聞き込んでいくと病みつきになる魅力がある曲で、特にサビの部分から間奏のホワーンとしたギターは最高である。なお、95年のTom Pettyの「You Don’t Know How It Feels」はこの曲の盗作といって差し支えないほど良く似ている。

0301 Sweet Understanding Love-Four Tops
73.11.17 : 38,33,40(72/1503)
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タイトルは「Sweet」だが、実に元気のいいナンバーである。とくに、タイトル部分を歌うときのメリハリは強い。

0302 Come Get to This-Marvin Gaye
73.11.17 : 39,31,25,22,21,25,33,33(259/2306)
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アルバム「Let’s Get It On」からの第2弾シングルであり、前作であるタイトルナンバーの雰囲気に良く似た曲を持ってきている。90年代になって「What’s Goin’ On」と「Let’s Get It On」の2大傑作を両方きけちゃうお得CDが発売されたが、当時を知るものとしては隔世の感がある。

0303 Never Never Gonna Give Ya Up-Barry White
73.11.17 : 40,30,20,16,14,10,10,8,7,11,13,15,20,28,39(730/1613)
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「けして、けして君をあきらめるものか!」という熱唱を聞かせる。おそらくBarry Whiteの最高傑作であろう。前作まで、Barryの顔写真はほとんど外部に知らせない戦略をとっていたため、湯川れい子さんなどは、「いったいどんな素敵な人なのだろう」と楽しみいっぱいだったのだが、その楽しみは見事にふきとばされてしまった。この曲でそのルックスの全貌を明らかにしたのは、やはりこの曲が失恋の歌だったからだろうか。

0304 My Music-Loggins & Messina
73.11.24 : 32,26,19,18,16,26,28,31(302/1334)
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邦題「放課後のロックンロール・パーティー」は、少しひねりすぎだとは思うが、確かにハイスクールのダンスパーティーの雰囲気を伝えている。ウエスト・コースト・サウンドの先駆的なデュオの最後のTOP40ヒットとなってしまった。

0305 Be-Neil Diamond
73.11.24 : 35,34,36(78/561)
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あの「カモメのジョナサン」のサウンドトラックからのシングルである。映画は世界的に大ヒットしたが、曲の方は大ヒットには結び付かなかった。ただし、Neil Diamondの良さを端的に伝えている曲である。異常なほどの緊張感から盛り上がっていくところは最高。

0306 Show and Tell-Al Wilson
73.11.24 : 37,33,27,16,11,8,5,3,1,2,4,8,11,18,26,39(1087/1087)
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この曲も地味な存在の割に見事にNo.1になった曲である。ただ、この曲のNo.1にはうなずける。徐々に火が付いて1位になったという感じのチャートアクションも思わず納得。

0307 Living for the City-Stevie Wonder
73.11.24 : 38,29,23,19,15,11,9,8,8,12,13,16,23,33(683/3340)
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チャート上での成功以上に、その内容の社会性などから大きな意味をもつ曲。街の雑踏の中で行き場を失っていく様子が効果音として重要に使われている。アルバム「Innervisions」では、この曲の前が、アルバムのテーマ曲ともいえる「Visions」であり、このあとに「Golden Lady」というこれも美しいナンバーが続いており、本当に聞き応え満点。

0308 D’yer Mak’er-Led Zeppelin
73.11.24 : 40,36,30,28,22,20,26,30(257/257)
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彼等のトレードマークである「金切声の熱唱」が聞けないため、Zepらしくないといわれた曲。ただ、だからこそ、シングルで成功を収めたともいえる。つい最近(95年)、Sheryl Crowによりリメイクされたのは記憶に新しいところ。タイトルは、要するに「Did you make her」のことである。

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