New Entry Period–April ’74

All Songs from American Top 40

volume 19: New Entry Period–April ’74

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0390 Piano Man-Billy Joel74.04.06 : 33,27,25,36(123/123)

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言わずとしれたBilly Joelの出世作であるとともに、彼のイメージを決定づけた曲。しかし、チャート的には成功したとは言えない。

0391 (I’ve Been) Searching So Long-Chicago
74.04.06 : 39,31,20,16,12,9,9,9,18,23,26,38(542/2157)
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前作までのロック路線と後期のバラード路線の架け橋的な作品で、大作ロックバラードに仕上がっている。James Pankowの音楽センスが前面に出ている作品で、聴きごたえ十分。自分の中の変化を受け入れていこうとする歌詞も非常に暗示的。

0392 Outside Woman-Bloodstone
74.04.06 : 40,37,35,34(98/639)
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前年の「Natural High」から比べると、かなり印象の薄いナンバー。

0393 The Show Must Go On-Three Dog Night
74.04.13 : 29,19,13,9,6,5,4,14,16,17,32,36(649/2048)
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Leo Sayerの英国でのデビュー曲を実にうまくアレンジして、一見彼ららしい楽しいポップスナンバーに仕上げた。だが邦副題の「道化師の孤独」に、その内容は凝縮されている、これは、実に重い内容の曲である。アルバム「Hard Lobor」は、こうした「生きていくことの重み」をテーマにしたナンバーが多く、一種のトータルアルバムになっている。Produceは、Jimmy Iennerで(私はこの人の手腕には大いに疑問を感じているのだが)少なくてもこの時代のアメリカでは、これだけストレートに重いテーマで作品を作ってしまうとその後が続かなくなってしまうようである。

0394 Midnight at the Oasis-Maria Muldaur
74.04.13 : 35,28,22,15,10,8,7,6,9,10,11,21,22,31(727/727)
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東洋的でセクシーな「真夜中のオアシス」。この年のポップス系女性ボーカルを代表する曲の一つといえよう。Mariah Careyあたりに目を付けられそうないやな予感がする。

0395 You Make Me Brand New-Stylistics
74.04.13 : 36,29,21,17,13,10,6,4,3,2,2,3,7,19(985/2468)
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ファルセットボイスと低音のボーカルとが男女に扮して掛け合いを行うあまりにも有名なバラードナンバー。後年の「Endless Love」などにも影響を与えていると思われるが、この時代でこれだけ洗練されたバラードが作られ、セールス的にも大成功していることの意味は大きい。日本でも大ヒットし、多くのファンをつかんだ。

0396 The Payback,Part 1-James Brown
74.04.13 : 39,34,32,30,26,28,27,35,36(262/505)
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重いリズムの中で独特のシャウトを繰り返すJames Brownの真骨頂ともいえる作品。ミリオンセラーを記録している。

0397 I’m a Train-Albert Hammond
74.04.13 : 40,32,31,37(104/830)
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アメリカでは「落ち葉のコンチェルト」はHOT100にも入っていない。(おそらくシングルカットされていない)日本での人気の方が本国を大きく上回ったアーティストだが、彼の作るメロディーラインは妙になつかしさを覚えるため、リメイクにより再評価される可能性もあるかもしれない。

0398 The Entertainer-Marvin Hamilisch
74.04.20 : 31,18,11,4,3,3,5,8,8,10,22,23(784/784)
言わずとしれた大ヒット映画「スティング」のテーマ曲であり、原曲はScott Joplinで、こちらもクラシックチャートでは大ヒットした。(というよりこの曲のヒットがあったからクラシックチャートを見てみる気になったわけだが…)映画も面白かったし、雰囲気に大きく色を添えていたし、サントラとはこうあって欲しいような典型の曲。

0399 Help Me-Joni Mitchell
74.04.20 : 33,29,23,19,14,10,8,7,12,23,31(526/771)
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「あなたは私を愛してくれる。でも、それはあなたが自由を愛するほどにではない」という印象的なフレーズを持つこの歌は、結局、自由を求めていくJoni Mitchellの人生観が色濃く反映されたナンバーで、彼女の例外的とも言えるシングルヒットとなった。アルバム「Court and Spark」もこの時代の彼女を代表する秀作である。

0400 Oh Very Young-Cat Stevens
74.04.20 : 37,30,24,20,16,14,10,13,19,30,38(455/919)
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暖かいメロディーをもった、この人にふさわしい佳曲。たった1週だけだがTOP10に入って良かったと思う。

0401 Thanks for Saving My Life-Billy Paul
74.04.20 : 38,37,38(70/1368)
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「企画の勝利」とも言えた大ヒット「Me and Mrs. Jones」とは打って変わってミディアム・テンポの正攻法のナンバーである。ジャズっぽいピアノの軽いタッチが印象的。

0402 Star Baby-Guess Who
74.04.20 : 39(22/22)
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TOP40内は1週だけだが、スピード感にあふれたロックナンバーで、印象が強かった曲。69年から70年にかけての大活躍の後、しばらく低迷していたGuess Whoが、この年最後のひと花を咲かせた。

0403 The Streak-Ray Stevens
74.04.27 : 19,6,2,1,1,1,2,4,4,14,18,29(1271/1271)
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この年、公衆の面前で突然裸になって走り出す「ストリーキング」がなぜか流行し、この曲はその情景をコミックソングに仕上げたもの。ストリーキングに関するヒットはこれが突出しているのも不思議だが、Ray Stevensの人柄の良さと相まって下品にならなかったのが勝因か。

0404 Don’t You Worry ‘bout a Thing-Stevie Wonder
74.04.27 : 33,27,21,17,17,16,22,29,36(344/3684)
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どこかガチャガチャしたイントロがあわただしく始まり(ラテン風に聞こえないこともない)、そのままStevieの暖かなボーカルに入っていく曲で、「Innervisions」からの第3のシングル。

0405 I won’t Last a Day without You-Carpenters
74.04.27 : 35,21,15,12,11,17,18,20,35(398/3057)
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邦題「愛は夢の中に」で、前作に続き、名盤「A Song for You」からのシングル。こうしたなりふり構わないシングルのめったぎりは、この時代にはまだ珍しかったが、それだけ商品価値の大きな曲が多かったのだろう。

0406 Mighty,Mighty-Earth Wind & Fire
74.04.27 : 40,35,31,29,30,33,33(196/196)
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70年代、一世を風靡したEW&Fの、初のTOP40ヒット。明らかにWarやKool & the Gangの成功に影響された荒削りなファンク色の音づくりになっている。

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