New Entry Period–August ’75

All Songs from American Top 40

volume 35: New Entry Period–August ’75

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0731 Get Down Tonight-KC & the Sunshine Band75.08.02 : 32,22,12,3,1,3,4,15,28(701/701)

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底抜けに明るいマイアミ・サウンド。日本でもかなりの人気者になったKCのアメリカでの出世作がこれ。アメリカでの、と断ったのは、日本ではこの曲よりも「ファンキー・ホーン(Sound Your Funky Horn)」の方がヒットしたからである。ところで、KCといえば根本稔也さんを思い出す。どこかでこのホームページを見てくれていないものだろうか。

0732 Ballroom Blitz-Sweet
75.08.02 : 33,29,24,20,16,14,12,11,9,7,6,5,9,33(748/1630)
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極めてキレのいいロックンロールで、かっこよさ満開のナンバーである。全体を流れるシャキシャキしたリズムギターが印象的で、なぜか日本では見向きもされなかったけれど、ロングセラーのTop10ヒットとなって本当に良かった。

0733 That’s When the Music Takes Me-Neil Sedaka
75.08.02 : 37,33,27,27(120/1334)
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10ccのプロデュースによる曲で、アップテンポなナンバー。前後のヒット曲に比べやや影が薄い。アレンジがややさびしいからだろうか。

0734 Randezvous-Hudson Brothers
75.08.02 : 38,34,28,26(118/292)
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前年、「So You Are a Star」のヒットでやや有名になった彼らの2曲目のヒットがこれ。前作とは全く違い、軽くノリのいいナンバーに仕上がっている。

0735 Fame-David Bowie
75.08.02 : 39,35,30,24,11,7,5,1,2,1,3,12,29,31(1068/1571)
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ディスコ色を前面に押し出すことがアメリカ征服の近道だと考えたBowieの作戦成功といえるだろう。それにしても、他にさまざまな名曲があったのにこれが代表作になってしまった。

0736 Look at Me (I’m in Love)-Moments
75.08.02 : 40,39,39(65/402)
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この曲も前年のヒット「Sexy Mama」と同じくしっとりとした雰囲気を持ったナンバー。

0737 Help Me Rhonda-Johnny Rivers
75.08.09 : 31,26,22,22,36(168/945)
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オリジナルの雰囲気に良く似てつくられたカバーと言えよう。

0738 Til the World Ends-Three Dog Night
75.08.09 : 38,32,32(81/2503)
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「Pieces of April」に続くDave Logginsの作品で、この上なく美しいナンバー。失恋をした少年に捧げた曲で「君は、すべてを失った世界で最初で最後の人間ではないよ。」と語りかける優しい内容をていねいに歌い上げる。Three Dog Nightといえば、今や誰からも取り上げられないアーティストとなってしまったが、名曲、埋もれたソングライターの発掘という面での功績、ポップスの楽しさを表現して見せたその独特なスタイルにおいて70年代前半を語る上で欠かせないグループの一つと言えよう。

0739 (Shu-Doo-Pa-Poo-Popp) More Powers to You (Love Being Your Fool)-Travis Wammack
75.08.09 : 40,38(44/44)
マッスル・ショールズのセッション・ギタリストで長いキャリアを持つがTop40ヒットはこれだけである。

0740 Tush-ZZ Top
75.08.16 : 31,25,21,20(148/148)
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実は74年の6月29日に全米Top40は歴史上1週だけBillboardと違うチャートをオンエアし、このとき33位として1週だけ「La Grange」が登場している。実際のBillboardでは41位止まりだったため、まさに歴史的な曲だったのだが、この曲でめでたくTop40ヒットを持つことになった。その後、長いキャリアを誇るアーティストに成長していくわけだが、思えば10年以上同じ音楽スタイルというのも本当にすごい。

0741 Black Superman / Mohammad Ali-Johnny Wakelin & Kinshasa Band
75.08.16 : 33,28,24,22,21,30(208/208)
モハメッド・アリについて歌われた楽しいポップスナンバー。音作りも「大道芸」にふさわしいものになっている。

0742 (I Believe) There’s Nothing Stronger Than Our Love-Paul Anka
75.08.16 : 35,29,25,23,20,18,15,15(324/2485)
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Odia Cotesとのデュエット作品もすでに3作を数え、すっかり「愛の賛歌」にも定着してきたが、少し食傷気味になっていたのもこのころである。(Neil Sedakaの充実ぶりにだいぶ食われた感もある)

0743 Daisy Jane-America
75.08.16 : 36,31,27,24,23,21,20(246/2724)
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イントロのピアノから後半のコーラス部分まで、全面に切なさの漂う美しいナンバーである。とくに、余韻を残した終わり方が何とも寂しく響き、独特の世界を作っている。

0744 Two Fine People-Cat Stevens
75.08.16 : 37,33,33,39(102/1605)
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この時点でアーティストとしてはすでに大きく「旬」をすぎてしまった感が強かったせいもありヒットには至らなかったが、美しい小品である。

0745 Solitaire-Carpenters
75.08.16 : 40,30,26,21,18,17,36(246/4650)
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Neil Sedakaの作品で、極めて寂しい歌詞を持つ曲である。「He’s playing solitaire」という孤独な生活を送る男の曲。それにしてもなぜこの曲をシングルにしてしまったのだろう。「Goodbye to Love」から3年、ビジネス的な成功とは裏腹にカレンはずっと寂しかったのだろうか。

0746 The Proud One-Osmonds
75.08.23 : 34,30,27,24,22,22(207/969)
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「Love Me for a Reason」に近い雰囲気をもつバラード作品で、これがOsmondsとしては最後のTop40ヒットになってしまった。

0747 Feelings-Morris Albert
75.08.23 : 35,29,26,22,20,16,12,11,7,6,7,9,8,7,13,23(862/862)
75年を代表する名曲の一つで、日本でも「ハイ・ファイ・セット」によってカバーされ、大ヒットになったため、誰でも知っている。それにしてもチャートアクションが曲の良さからじわじわとヒットしていったことを物語っている。

0748 How Long (Betcha’ Got a Chick on the Side)-Pointer Sisters
75.08.23 : 36,32,29,26,24,21,20,35(266/1071)
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ヴォーカルの掛け合いに、とてつもないテクニックを感じる作品で、めでたくヒットした。

0749 Run Joey Run-David Geddes
75.08.23 : 37,23,19,9,7,5,4,17,32(491/491)
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娘の恋人を憎むあまり銃を持って男を追いかける父。「逃げて、ジョーイ、逃げて!」と泣き叫ぶ娘。そして最後には誤って娘を撃ってしまう父、というこの上なくドラマチックな展開を持つ物語り歌で、曲のアレンジもものすごかった。それにしてもアメリカではこういうことが日常茶飯事なのだろうか。

0750 Dream Merchant-New Birth
75.08.23 : 38,36(48/147)
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この曲がNew Birthの最大ヒットであるのが意外といえば意外なのだが、荘厳な雰囲気を持つ印象の強い曲である。

0751 Glasshouse-Temptations
75.08.23 : 39,37(46/1956)
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やりたいことが少し空回りしている感がある印象の弱い曲。

0752 It Only Takes a Minute-Tavares
75.08.23 : 40,35,31,27,25,17,13,12,11,10,18,38,38(524/747)
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リズミカルでさわやかさのあるいい曲である。邦題は「愛のディスコティック」。責任者、出てこ~い。

0753 I’m Sorry / Calypso-John Denver
75.08.30 : 20,15,8,4,1,2,2,2,2,2,3,12,20(1253/5551)
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途中でA,B面を入れ替えたのが成功してロングセラーになった。確かに、「わが友、カリプソ号」の方に伸びやかな良さがある。

0754 Ain’t No Way to Treat a lady-Helen Reddy
75.08.30 : 34,28,17,13,11,9,8,8,22(467/5680)
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ていねいに歌い上げた美しい曲で、Helenの声に説得力がある。邦題は「さめた心」。

0755 Rocky-Austin Roberts
75.08.30 : 38,33,28,26,24,10,9,15,40(358/815)
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なぜこの曲がこれほどこの時期にヒットしたのだろう、と思ってしまうほど地味なポップス・ナンバー。

0756 They Just Can’t Stop It (Games People Play)-Spinners
75.08.30 : 39,34,25,23,18,14,13,9,5,5,7,11,13(693/3323)
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全面で聴こえるピアノと高音、低音部のヴォーカルの掛け合いが印象的な曲で長期低迷を脱して見事に起死回生となる大ヒットとなった。

0757 Dance with Me-Orleans
75.08.30 : 28,25,19,16,12,8,7,6,13,24,39(552/552)
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日本でもポップスファンの間に名高い曲である。本当に「カリフォルニアの風」を感じるさわやかで甘酸っぱい雰囲気のあるいい曲である。

0758 Sweet Maxine-Doobie Brothers
75.08.30 : 40(21/2686)
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Tom Johnstone時代の終焉を告げるように不発に終わった作品。

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