New Entry Period–September ’75

All Songs from American Top 40

volume 36: New Entry Period–September ’75

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0759 Gone at Last-Paul Simon & Phoebe Snow75.09.06 : 35,30,28,26,23,23(201/201)

邦題「悲しみにさようなら」で表されるように、ハッピーエンドの歌である。アップテンポのピアノを全面にフューチャーした曲で、古き良きスタンダードの面影さえある。名盤「Still Crazy After All These Years」からのシングルカット。

0760 Brazil-Richie Family
75.09.06 : 38,32,27,23,19,16,13,11,11,30,33,33(481/481)
ラテンの香りのするインストゥルメンタル・ナンバーで、もちろんディスコでのヒットが前面に押し出された。曲としても良くできていて楽しい。

0761 Give It What You Got-B. T. Express
75.09.06 : 40,40(42/1596)
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タイトな演奏はそのままだが、いかんせん仕掛けが地味だったので、途中A,B面を入れ替えて再登場することになる。

0762 Mr. Jaws-Dickie Goodman
75.09.13 : 31,19,14,5,4,16,35(374/475)
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日本でも一部で大いにうけた作品である。曲の一部をつなげてお笑いに仕立てるパターンで、何よりもわかりやすいのが勝因だった。こうしたセンスのいいコミックレコードがチャートから姿を消して久しい。

0763 Miracles-Jefferson Starship
75.09.13 : 34,31,27,22,5,3,3,3,5,4,14,23,32(801/801)
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Marty Balinのヴォーカルが前面に出た作品で、この声だけですでに叙情路線になってしまう。といっても、カラっとした曲展開と演奏に支えられ、そのバランスの取り方がこのころのJefferson Starshipの大きな魅力になっていた。やはり高音部に引っ張っていく歌唱は何度聴いても新鮮。

0764 Lady Blue-Leon Russell
75.09.13 : 35,33,29,26,22,19,17,15,14,34(385/599)
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意外にもLeon自身のTop40ヒットはこの曲と「Tightrope」だけである。「Tightrope」の方は日本でもヒットしたため有名だが、ゆったりとしたバラードであるこの曲はあまり知られていない。やはり、「A Song for You」の強烈な印象や「This Masquarade」の曲としての完成度などに真価があり、シングルチャートでの実績とは全く別次元で語るべき事が多いアーティストである。でもこの曲、聴きごたえのあるいい曲ではある。チャートに入ってきたときは嬉しかった。

0765 Carolina in the Pines-Michael Murphey
75.09.13 : 36,34,31,28,24,22,21(231/982)
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フォーク色の強いアップテンポなナンバーで、さわやかないい曲である。邦題は「キャロライナと松林で」。おいおい、それはないだろ。

0766 The Theme from Jaws-John Williams
75.09.13 : 37,35,32,32(108/108)
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このシングルがTop40ヒットを飾ったことだけでもこの年の「Jaws」人気が察せられるというものである。まあ、この荘厳さはパニック映画にふさわしいものだけれど。

0767 Do It Anyway You Wanna-People’s Choice
75.09.13 : 38,36,33,29,21,18,14,12,11,18,26(447/447)
サスペンス・ドラマの主題歌のような緊張感のあるリフレインを中心としたナンバーで、ファンク色も強かった。それにしても邦題が「ディスコ天国」とはねえ。

0768 Your Love-Graham Central Station
75.09.13 : 39,38(45/45)
Sly & The Family StoneのメンバーであったLarry Grahamが中心となって作ったグループのこれが唯一のTop40ヒット。さらにソロになって80年、Top10ヒットとなった「One in a Million You」を持つ、息の長いキャリアになった。

0769 Bad Blood-Neil Sedaka
75.09.20 : 32,25,6,1,1,1,8,16,24,29,29,38(983/2317)
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この年のNeil Sedakaブームはこの曲の登場でピークを迎えることになった。Elton Johnとのデュエットが印象的で、非常にポップな作品で、アレンジもピタッと決まっていてカッコ良い。

0770 You’re All I Need (To Get By)-Tony Orlando & Dawn
75.09.20 : 37,34,34(78/4760)
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68年Marvin Gaye & Tammi Terrellで8位、71年Aretha Franklinで19位というヒット歴を持つ曲で、このあとも78年にJohnny Mathis & Deneice Williamsが取り上げ、47位まで上昇させたナンバー。Dawnとしては不発に終わった。

0771 What a Difference a Day Makes-Esther Phillips
75.09.20 : 39,35,35,29,26,24,21,21,20(300/300)
59年のDinah WashingtonのTop10ヒットを大胆にアレンジを替え、ディスコサウンドとしてリメイクしたナンバー。Esther Phillipsは50年代からの長いキャリアを持ち、62年には「Release Me」のTop10ヒットを放っている。さて、この曲だが、独特の鼻声が実に魅力的に響き、単純にポップスナンバーとしても十分な魅力を持っていた。

0772 Who Loves You-Four Seasons
75.09.20 : 40,30,17,14,10,7,6,4,3,3,10,21(757/757)
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従来のFour Seasonのイメージを払拭するかのような、全く新しい洗練されたサウンドでのヒットである。それにしてもとんでもなく長いキャリアを持つグループで、アメリカン・ポップスの象徴的な存在でもある。邦題は「愛はまぼろし」。

0773 I Got Stoned and I Missed It-Jim Stafford
75.09.27 : 37,37(48/1974)
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「Spiders & Snakes」や「My Girl Bill」に見られた「とっても変な歌詞をポップなメロディに乗せて歌う」印象からどんどん外れていってしまい、これが最後のTop40ヒットになってしまった。少し残念だった。

0774 I Only Have Eyes for You-Art Garfunkel
75.09.27 : 38,36,32,29,27,26,25,22,19,18,28,28(409/1005)
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この頃のGarfunkelは、アメリカよりもイギリスでの人気が高かったようで、この曲も全英ではNo.1になっている。非常にスローでやさしく、子守歌にぴったりの曲である。全米では時間をかけて上昇、Top20入りを果たした。

0775 If I Ever Lose This Heaven-Average White Band
75.09.27 : 39,39(44/1519)
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「Pick Up the Pieces」「Cut the Cake」の大ヒットに続き、立て続けにTop40の下の方で止まった曲が3曲続いたが、これはその最初の曲。印象が薄い。

0776 Lyin’ Eyes-Eagles
75.09.27 : 40,18,10,4,4,4,2,2,12,39,39(742/3500)
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「One of These Nights」からの2曲目のシングルカットがこれで、リード・ヴォーカルはGlenn Frey。これは日本でも大いに受けた曲で、この、淡々とした曲展開の心地よさがウエストコーストへのあこがれを掻き立てたものである。邦題は「いつわりの瞳」で、いわゆる不倫をしている女性について歌われている。

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