New Entry Period–July ’77

All Songs from American Top 40

volume 58: New Entry Period–July ’77

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1178 Best of My Love-Emotions77.07.02 : 30,14,12,10,6,3,3,1,1,1,1,3,1,4,6,17,23(1832/1832)

Eaglesの同名異曲がどちらかというとストイックな内容の佳曲であったのに対し、こちらはおなじみのパーティ向けのDiscoナンバーである。日本でもかなりヒットし、ディスコサウンドが地について来たことを感じさせた。同時に、ヒット曲の巨大化の時代に足を踏み入れてしまったのである。

1179 Barracuda-Heart
77.07.02 : 34,30,26,23,20,18,16,14,12,11,13,25(533/1183)
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初期のHeartを象徴する曲で、ハード・ロック仕立てなのが良い。日本では前作「Magic Man」以上にヒットした、というよりこの曲で認知された。この曲で初めてHeartを知ったクラスメートに対して、Top40を聴き続けて来たものが優越感に浸ることのできた瞬間である。

1180 Just a Song before I Go-Crosby Stills & Nash
77.07.02 : 37,33,29,24,17,13,11,8,7,7,12,22(595/595)
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「Yonug」抜きのCSNなぞ、わさび抜きの寿司、といった感じでしょうか。私は20年以上にわたりNeil Youngのファンなので、彼について書くことができずにヒジョーにサミシー!(財津一郎さん風に読んでね)

1181 Telephone Man-Meri Wilson
77.07.02 : 38,34,30,28,24,20,19,18,18,28(362/362)
コミカルで、いかにもコレクターズ・アイテムになりそうな曲。もちろん、彼女にとってこの曲が唯一のHOT100ヒット。なんとミリオンセラーを記録している。

1182 Give a Little Bit-Supertramp
77.07.02 : 39,35,31,27,25,23,21,17,15,15,27(412/412)
「Crime of the Century」と「Breakfast in America」の間にある時期の曲で、やや軽すぎるような気がする。まあ、シングル向きといえば言えなくもないし、事実シングルとして充分成功しているのだから、これはこれでいいのかもしれないが。邦題が「少しは愛をください」…あのねえ、小椋佳じゃないんだから。

1183 Killing of Georgie-Rod Stewart
77.07.02 : 40,36,32,30(106/2538)
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渋目の選曲、といった感が強い。

1184 Devil’s Gun-C. J. & Co.
77.07.09 : 38,36(48/48)
意外に日本で少しヒットした。当時のDiscoの「通」好みの曲と言えよう。

1185 Telephone Line-Electric Light Orchestra
77.07.09 : 39,33,29,26,22,20,16,13,10,9,8,7,7,14,18,31(776/2901)
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この頃のELOにしては珍しい「大作」であり、彼らの代表作といってもいい作品である。おそらく、マンネリの打破をねらったという部分も大きいのだろう。

1186 Handy Man-James Taylor
77.07.09 : 40,34,26,19,17,15,12,5,5,4,4,11,27(719/1942)
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「Sweet Baby James」の頃からみるとずいぶんと円熟した感が強いが、根底にあるナイーブさみたいなものは十分健在だった。大ヒットに結びついて良かった。

1187 Smoke from a Distant Fire-Sanford/Townsend Band
77.07.16 : 39,35,29,26,18,15,14,12,10,9,25,39(512/512)
曲調の楽しさが印象的な、77年らしいヒット曲である。この曲が唯一のHOT100ヒットとなるグループで、どんな人たちだったかよく知らない。

1188 Way Down-Elvis Presley
77.07.16 : 40,36,35,31,31,#,#,35,24,21,18,18,27,28(434/2683)
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この曲がいったんTop40から落ちて再び登場してきたのは、言うまでもなく彼の急死によるものだった。それ以上何を書けばいいのだろう。

1189 Don’t Stop-Fleetwood Mac
77.07.23 : 31,22,16,13,11,9,8,6,5,3,3,15,23,34(842/3648)
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アメリカ版の「365歩のマーチ」といってしまうと思わずずっこける人も多そうだが、とにかく前向きな内容の曲である。ちなみに私は「365歩のマーチ」も嫌いではない。

1190 On and On-Stephen Bishop
77.07.23 : 37,32,30,29,25,21,19,16,15,13,12,11,12,22,28(642/642)
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ゆったりとした曲調の中で、えっ、と思うほど重い内容を歌う、Stephen Bishopの代表作である。彼女が自分の友達と去っていってしまっても「それでもほほえみつづけなければいけない」というのは、ある意味でウエストコーストの生きるスタンスだったのかもしれない。

1191 Black Betty-Ram Jam
77.07.23 : 38,31,27,25,20,19,18,34(282/282)
ロック系のヒットの中では、やや「キワモノ」感がある曲で、なかなか印象的で良かった。日本でも少し話題になった。MTVのある現代だったらもっと違う売れ方をしたかもしれない。

1192 Slide-Slave
77.07.23 : 39,38,36,33,32,32(156/156)
「Funk Band」というネーミングがふさわしい音のグループで、少し時代的には早すぎたのかもしれない。この曲が唯一のTop40ヒット。

1193 (Remember the Days of) Old Schoolyard-Cat Stevens
77.07.23 : 40,36,33(74/1679)
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70年代前半の音を代表したシンガーソングライターであるCat Stevensの最後のTop40ヒットになってしまったのがこの曲。ひょっとするとTVドラマあたりで「雨にぬれた朝」が使われてヒットするかもしれない。その場合は(ドラマの内容が良ければ)許しちゃうねえ。

1194 How Much Love-Leo Sayer
77.07.23 : 34,27,24,22,19,17,17,21,29,30(380/3093)
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少し軽すぎたかな、という感じで、Top10も逃してしまったのは残念だが、やはりLeo Sayerの魅力は「顔で笑って心で泣いて」という部分によるところ大なので、それが感じられなかったこの曲では、これも仕方がないか。

1195 Swayin’ to the Music (Slow Dancin’)-Johnny Rivers
77.07.30 : 36,28,26,24,22,20,17,16,14,13,12,11,10,19,27(678/1623)
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曲調にあわせたわけでもないが、実にゆっくりとチャートを登っていた曲で、最高位10位は見事である。この曲が最後のTop40ヒットになってしまった。

1196 Strawberry Letter 23-Brothers Johnson
77.07.30 : 37,34,27,23,10,9,8,7,5,5,16,25,35(665/1576)
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リリース直後から、ただならなさが漂っていたナンバーで、大げさに言えば、新しい世代の音を感じた。もちろんQuincy Jonesの手による作品で、このあたりが70年代を二分していたのだろう。きっちりと23位を記録させてからTop10に飛び込むあたり、さすが記録好きのBillboardである。

1197 Christeen Sixteen-Kiss
77.07.30 : 39,35,32,29,27,25,25(215/2096)
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前作同様、Kissらしいナンバーで、やっぱりこれだよね、という感じである。

1198 Float On-Floaters
77.07.30 : 40,29,23,13,8,6,5,2,2,19,29(687/687)
単なるメンバーの自己紹介としか思えない内容の曲で、このフワァー、とした感じが大いに受けて、最高位2位を記録する大ヒットになった。「Weakest No.2 Hit」として押しも押されもしない曲である。特に2位からいきなり19位に転落したあたりが泣かせる。

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