New Entry Period–December ’77

All Songs from American Top 40

volume 63: New Entry Period–December ’77

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1268 Runaround Sue-Leif Garrett77.12.03 : 36,29,25,19,*,14,14,13,25(381/651)

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61年DionのNo.1ヒットで、前作に引き続きスタンダードナンバーのカバーで2匹目のドジョウをゲット。しかし3作目「Put Your Head on My Shoulder」は58位、4作目「The Wanderer」は59位ということで、ドジョウも2匹までだったのであった。

1269 My Way-Elvis Presley
77.12.03 : 38,30,28,22,*,22,35(230/2913)
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故人の名誉のためにもこういう商売には賛成できない。それにしても、これがミリオンセラーを記録しているのだから、ますます納得できないものがある。ところで、Joel Whitburn氏の「Top Pop Singles」での「All Time Artists」でおそらくPresleyの1位だけは破られることはないような気がする。2位のBeatlesはかなり危ないような気がするけど。

1270 Gettin’ Ready for Love-Diana Ross
77.12.03 : 39,35,33,29,*,27,27(208/4075)
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こうした仕掛けの小さなポップス・ナンバーに、エンターテイナーとしての彼女の非凡さを感じる。ステージで歌う姿が目に浮かぶようである。

1271 As-Stevie Wonder
77.12.03 : 40,40,39,#,#,#,38,36(172/8118)
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意外なほどのチャートでの低迷ぶり、そしてこの後、2年にわたってTop40からStevieの名前は消えてしまうことになるのである。不思議といえば不思議なのだが、やはりソウルミュージック全体の変遷がその影にはあるような気がしてならない。

1272 Just the Way You Are-Billy Joel
77.12.10 : 32,31,28,*,18,16,11,9,6,5,3,3,8,9,10,11,16,39(1032/1279)
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Billy Joel会心の大ヒットであり、彼の名前を全国区に押し上げた作品である。みんな知っている「素顔のままで」、いやあ、この曲こそ「よこしまな」目的でかけるのにふさわしい名曲である。ちなみにカラオケ向きの曲でもあり、また歌っちゃうぞ、オイ。

1273 Short People-Randy Newman
77.12.10 : 34,29,20,*,17,15,5,2,2,2,8,14,19(850/850)
Randy Newman唯一のTop40ヒットであり、ミリオンセラーにもなった曲である。Whitburn氏の著書では「Novelty」扱いになっているのが興味深いところだが、実際にどのようなインパクトをもって、「Short people got no reason to live」なんて歌が受け入れられていたのだろうか。

1274 Turn to Stone-ELO
77.12.10 : 36,32,27,*,20,18,16,14,13,23(408/3309)
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ELOらしい路線に戻した感が強いが、チャート上も見事にELOらしい動きになった。いやあ、お見事、お見事。

1275 Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)-Chic
77.12.10 : 37,35,30,*,26,23,18,15,11,9,7,6,6,7,9,13,31(855/855)
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Bee Geesとともに78年のDiscoの大ブームを築いた立役者であるChicがここで登場する。いうまでもなくBernard EdwardsとNile Rogersのプロデュースによるセッションの色彩が強いグループで、当時から「Bee Geesよりはずっとハイセンス」だという認識で聴かれていた。

1276 Don’t Let Me Be Misunderstood-Santa Esmeralda
77.12.10 : 38,36,33,*,31,28,24,21,19,17,15,30(419/419)
私はほぼ20年にわたって誤解していた。ずっと、ラテン系のヴォーカリストの(エスメラルダ家の)サンタさんだと思っていたのである。これほどの誤解は、ケアレスミスが、ケアレ・スミスさんだと思っていたことに匹敵するではないか。ちなみに原曲がAnimalsであることも知らなかった。原曲もこのカバーも仲良く15位止まり、ということで、およそ夏向きの汗くさいディスコ・ヒットである。

1277 (Love Is) Thicker Than Water-Andy Gibb
77.12.10 : 39,37,32,*,23,20,14,10,5,3,2,2,1,1,5,6,8,8,17,27,27,35(1556/3708)
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透明感あふれる美しい曲で、前作の脅威的な成功に引き続き、大ヒットとなった。こういうのがうまいシングルの切り方といえるだろう。

1278 Point of Know Return-Kansas
77.12.17 : 38,34,*,30,29,28(173/750)
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繰り返しがかなり単調で、つい飽きが来てしまう。この辺が大ヒットにいたらなかった理由であろうが、アーティスト自体の人気はかなり高かった。日本でもかつてのプログレ・ファン層が流れてきたような感じで、この曲がタイトル・チューンとなるアルバムはかなり話題になった。

1279 Native New Yorker-Odyssey
77.12.17 : 40,36,*,33,32,29,26,24,22,21,21,38(374/374)
Four Seasonsのライター、アレンジャーとして知られるリンツァー&カレロによって手がけられた曲で、Frankie Valliも取り上げた、という知識を元に聞くと、この曲の「甘さ」の原点がわかる気がするのだが、当時は、都会的なポップ・ディスコ路線の曲としてしか聞いていなかった。日本でも少し話題になった。

1280 Desiree-Neil Diamond
77.12.24 : 35,*,29,26,21,19,17,16,27(335/1844)
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アップテンポの作品で、そこそこポップな仕上がりだが、彼の持つ強烈な個性が感じられない。やはりNeil Diamondには人生を歌ってほしいのである。まあ、最高位16位は妥当なところか。

1281 Girl’s School-Wings
77.12.24 : 37,*,34,33(103/9563)
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この曲でこけたときには、ひょっとしてPaulもついに落ち目か、と思ったが、それも一瞬の杞憂だったようだ。印象の薄い曲。

1282 Stayin’ Alive-Bee Gees
77.12.24 : 39,*,28,17,10,3,1,1,1,1,2,6,2,2,2,2,2,13,13,26,28,40(2084/9067)
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ついに登場、「Stayin’ Alive」である。あえてこの映画についていえば、まず青春というものをああいう風に描かれることにどうしようもない反感があった。そして、John Travolta自体、なにか暑苦しくてどうしても好きになれなかった。というわけで、「Stayin’ Alive」についても当時は、「どうでもいい曲」だった。特に6位から再び2位に舞い戻ってきた5週間は怒りさえ覚えた。大げさな言い方をすれば、これまで続けてきたヒットチャートへの思い入れを土足で踏み付けられたような感じさえしたものである。時が経て今ではBee Geesのチャート独占もいい思い出である。まあ、なぜ中年にもなってあそこまで裏声をはりあげなければならんのか、という疑問は感じたりするけど。

1283 Sometimes When We Touch-Dan Hill
77.12.24 : 40,*,25,22,15,11,8,6,5,4,3,3,8,8,26(916/916)
日本での知名度の方が存外高いほどのDan Hillであるが、アメリカでのヒットは長い間この曲だけだった。彼の名前が再びチャート上に登場するのは87年の「Can’t We Try」である。ていねいに歌い上げるバラードで、70年代前半に通じる音ともいえよう。

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