New Entry Period–December ’78

All Songs from American Top 40

volume 75: New Entry Period–December ’78

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1497 New York Groove-Ace Frehley78.12.02 : 34,30,25,23,*,19,17,16,14,13,13,35(504/504)

KissのギタリストAce Frehleyのソロ・シングルである。グループとしてとりあえず出来ることはやってしまったので、次はソロで、という感じだったのだろうか。曲がなかなかキャッチーだったこともあり、最高位13位は健闘したといえるだろう。

1498 Every 1’s a Winner-Hot Chocolate
78.12.02 : 38,32,28,22,*,16,15,11,9,7,6,6,21(653/2289)
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独特の「ややヒステリックなヴォーカルの組立」はこの曲でも健在で、アイデアのおもしろさもあり、ミリオンセラーを記録した。ただ、この曲が最後のTop40ヒットになってしまい、残念である。

1499 There’ll Never Be-Switch
78.12.02 : 39,36,36(72/72)
Jarmaine Jacksonにより見いだされた、というデトロイト出身のDisco系グループで、この曲が唯一のTop40ヒット。

1500 Instant Replay-Dan Hartman
78.12.02 : 40,37,34,33,*,29,29(192/192)
80年代も中盤に入って「I can Dream about You」などで大成するDan Hartman初のTop40ヒットである。むしろこの頃はEdgar Winter Groupに在籍したキャリアの方が有名だった。なお、この曲はミリオンセラーを記録している。

1501 Bicycle Race-Queen
78.12.09 : 31,27,25,*,25,24(209/3271)
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プロモ用のポスターでは全裸(記憶が確かならば)で自転車に乗っている大勢の人々が話題になった、いかがわしさ満開の作品である。これなど完全にキワモノといってもいい曲なのだが、今や神格化されているグループなので、こうした面白さをなかなか前面に持って来れないジレンマがあるように思う。

1502 A Little More Love-Olivia Newton-John
78.12.09 : 35,26,19,*,13,11,8,6,4,4,3,3,5,6,9,10,20(1115/7052)
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数年にわたったスランプを「Grease」の成功などでとりあえず乗り越え、この曲のヒットで完全に勢いを取り戻した感が強い。この曲は、内容的にもここ数年のOliviaの中でもっとも充実している、というより80年代に続く「ヒット曲の作り方」をつかんだ感があった。

1503 Can You Fool-Glen Campbell
78.12.09 : 38,38(46/3234)
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Glen Campbellの最後のTop40ヒットがこの曲なのだが、残念ながら記憶にない。

1504 My Best Friend’s Girl-Cars
78.12.09 : 39,37,35,*,35(124/332)
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独特のモゴモゴした感じが前面に出て、ある意味では最もCarsらしい曲といえるだろう。ヒットの規模以上に印象的な曲となった。実はファンだったりして。

1505 I Was Made for Dancing-Leif Garrett
78.12.09 : 40,35,30,*,24,20,18,16,12,12,10,10,26,31,34(618/1269)
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アイドル・ポップスはこうでなくっちゃ、という感じで、Leif Garrettの最大のヒットとなった。(同時に、最後のTop40ヒットでもあったが) やはり、曲がいいと映えますねえ。ところで、Leifといえばトシちゃんこと田原俊彦の偉大なるデビュー曲「哀愁でいと」のオリジナルである「New York City Night」を歌っていたことでも有名。

1506 Shake It-Ian Matthews
78.12.16 : 30,26,*,22,21,19,18,16,15,13,13,33(512/512)
この曲もかなり上位まで行っていた印象があったのだが、Top10を逃していたのは驚きである。軽くポップな作品で、AT40フリーク向けの曲といえよう。」なお、Ian Matthewsにとってはこれが唯一のTop40ヒットだが、72年に「Da Doo Ron Ron」をカバーして最高位96位を記録している。

1507 September-Earth Wind & Fire
78.12.16 : 31,18,*,15,14,12,10,9,8,11,35(570/4775)
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Earthらしい曲ということで、固定ファンの心をがっちりつかみに行った感が強い曲。日本でもそこそこヒットした。

1508 Fire-Pointer Sisters
78.12.16 : 32,28,*,20,19,14,11,8,5,4,2,2,4,7,8,19(1049/2120)
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Bruce Springsteenの曲ということで話題先行したが、曲の内容自体が次第に評価され、2位まで上昇したのであろう。ともあれ、彼女たちにとって、低迷時代の終焉であり、ここから80年代の黄金時代につながっていったことは間違いない。Bruceの「Fire」は、「男の色気」に早変わりである。

1509 I will Still in Love with You-Livingston Taylor
78.12.16 : 39,34,*,30,30(138/138)
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ご存じJames Taylorの弟として、デビュー当時から何かと話題が多かった人である。今一つ、どういう路線で売ったらよいのかわからないところがあり、結局は大成出来なかったようだ。

1510 Don’t Hold Back-Chanson
78.12.16 : 40,32,*,28,26,24,22,21,21(303/303)
Disco系のスタジオ・セッショングループで、結局この曲が唯一のヒット曲となった。この曲の最高位21位も、「こんなに上昇していたのか」というところである。

1511 Please Come Home for Christmas-Eagles
78.12.23 : 20,*,18,18,26(211/7069)
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Hotel California以降、結局Eaglesは崩壊していってしまうのだが、その兆候となったシングルがこの曲といっては言い過ぎだろうか。「緊張を持続していくのが疲れた」という感じのクリスマス・ソングである。このころはまだ、バブル前で、「クリスマスに彼女がいない」状況が、80年代中盤以降ほど悲惨ではなかったような気がする。というより、まだまだ受験生だったことで、「対岸の火事」という感が強かった。

1512 Lotta Love-Nicolette larson
78.12.23 : 27,*,17,16,15,13,11,10,8,8,9,12,24,37(720/720)
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ソングライターとしてのNeil Youngの存在感を久々に示した作品である。そのことがまず嬉しい。原曲は「Comes a Time」(アコースティック系の作品で埋められたなかなかの傑作)に収められている。
80年以降、Neil Youngの作品群に「あせり」のようなものが感じられ、パンク、テクノにも手を染めていくのだが、やはりNeil Youngの良さは、この曲に代表される暖かみのあるフォーク・バラードと「Like a Hurricane」に代表されるスケールの大きなロックであろう。

1513 A Man I’ll Never Be-Boston
78.12.23 : 37,*,33,31,31(136/1806)
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こういうのを出されると、さすがに「次作に期待しよう」と思ってしまうではないか。で、次作が届いたのが8年後、ひどいじゃありませんか。

1514 The Gambler-Kenny Rogers
78.12.23 : 38,*,34,32,28,24,23,19,18,17,16,17,27(480/1406)
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早くも固定ファンが付きまくっている感があったが、よろしいのではありませんか。それにしても不思議だなあ。まあ、「奥飛騨慕情」が突然ミリオンセラーになる、といったこともあるからヒットチャートは面白いのだが。

1515 Take Me to the River-Talking Heads
78.12.23 : 39,*,36,34,30,28,27,26,29(261/261)
原曲がAl Greenということで、それだけでもかなり話題になったわけだが、David Byrne独特の「縦揺れ」のリズムがヒットチャート上に初登場してきたということで、歴史上に名高い曲である。そういえば、大学時代、Tom Tom Clubが前座をつとめたTalking Headsのコンサート、渋谷公会堂でしたね。(胸の中に苦くも酸っぱい思い出がよみがえったりして)

1516 Do You Think I’m Sexy ?-Rod Stewart
78.12.23 : 40,*,27,22,10,4,3,1,1,1,1,2,3,6,7,8,19,27(1682/5561)
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「猫も杓子も」ディスコに走った象徴として名高い(?)曲で、邦題が、「アイム・セクシー」いやあ、手抜きというか何というか、困ったものである。なんとプラチナ・ディスクを記録し、「Maggie May」「Tonight’s the Night」とともに、彼の代表曲となった。

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