New Entry Period–March ’79

All Songs from American Top 40

volume 78: New Entry Period–March ’79

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1551 Maybe I’m a Fool-Eddie Money79.02.24 : 39,37,33,29,25,23,22,31(249/955)

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やや食傷気味になったのがこの曲あたり。本当に同じである。

1552 Big Shot-Billy Joel
79.03.03 : 23,21,16,14,14,31(266/3385)
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Billy Joelの中では、際だってリズム重視の曲で、23位初登場の時にはいったいどの程度大きなヒットになるかと思わせたのだが、やはり、というべき失速であった。やはり、持ち味を無視したシングルカットは成功しないのだろう。

1553 I Don’t Know if It’s Right-Evelyn “Champagne” King
79.03.03 : 38,34,30,26,24,23,30,40(243/723)
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前作「Shame」の成功の余韻を買ってか、この曲もセールス的には大成功、ミリオンセラーを記録している。

1554 Every Which Way But Loose-Eddie Rabbitt
79.03.03 : 39,35,31,30(109/109)
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この時点ですでにカントリー界では長いキャリアを持ったEddie Rabbittの、この曲が初のTop40ヒットということになる。考えてみると70年代は意外なほどカントリーが売れていなかった時代ではないだろうか。

1555 Music Box Dancer-Frank Mills
79.03.03 : 40,30,23,19,18,6,5,4,4,4,14,34(686/686)
困った。Whitburn氏の著書によると、どうやらこの曲の最高位は3位らしいのである。気になって、リアルタイムで付けていたチャートノート原版を見てもなぜか4位止まりになっている。この年から某W大学の「全米トップ40研究会」にめでたく入会したのだが、ひょっとしたら自分で聞いていない週があったのかもしれない。そうだ、大学に入学した頃である。ヤレ、花見だ。宴会だ。

1556 Livin’ It Up (Friday Night)-Bell & James
79.03.10 : 37,32,28,21,17,16,15,22(315/315)
Thom Bellの甥にあたるLeroy BellとCasey Jamesからなるソウル・デュオで、意外なことにこの曲の一発屋だった。ミリオンセラーを記録している。

1557 He’s the Greatest Dancer-Sister Sledge
79.03.10 : 38,33,29,22,19,15,11,10,9,9,14,39(549/549)
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ディスコブームにわく79年を象徴するような音で、日本でも結構人気が高かった曲である。75年にAtcoレコードからマイナーヒット(最高位92位)を放ったが、その後この曲までヒット曲に恵まれていなかった。もちろん本物の姉妹からなるグループである。

1558 I Want Your Love-Chic
79.03.10 : 39,28,23,16,13,11,9,8,7,7,16,37(612/3624)
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因縁の歌である。どのように因縁かというと、当時大学に入ったばかりの私が、サークルの先輩達と麻雀をしていたとき、この曲を気分良く「アイ・ウォンチョ・ラ・~」と口ずさんでいたら、対面のT先輩に「チョラ、チョラ」と馬鹿にされたのである。それ以来、すっかり私はChicアレルギーになったりして。(雀荘での放歌はご遠慮ください)

1559 The Chase-Georgio Moroder
79.03.10 : 40,35,34,33(102/102)
Donna Summerのプロデューサーとして、今や飛ぶ鳥を落とす勢いであったGeorgio Moroderの珍しい彼のクレジットとなるTop40シングルである。意外にも72年、46位まで上昇した「Son of My Father」を歌ったGeorgioとは彼のことで、実にそれ以来7年ぶりのHOT100ヒットということになる。

1560 Heart of Glass-Blondie
79.03.17 : 26,21,15,9,8,3,1,2,2,10,13,15,27,38(1030/1030)
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最初Madonnaがでてきた頃は、このあたりの層をよりキワモノにした線を狙っているに違いないと思った。ちょっと国籍不明なところがあるグループであるが、出身は一応ニューヨークである。当時Blondieといえば日本でもかなり人気が先行していたのだが、この曲で全米進出をめでたく果たした。季節感のあるキュートな音で大ヒットしたのもうなずける。

1561 Precious Love-Bob Welch
79.03.17 : 36,31,27,25,23,21,19,19(291/1349)
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インパクトの強さ、という点ではかなり欠けるものがあるが、この曲単独で聞いてみると、なかなか味があるいい曲である。ただ、アーティストの個性がどんどんぼやけていったしまっている感は否めないが。

1562 Superman-Herbie Mann
79.03.17 : 37,33,31,28,27,26(184/434)
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覚えていませんねえ。歌入りだったような気もするのだが、全然出てこない。どんないきさつでいきなり入ってきたのかも全く記憶にない。

1563 Dog and Butterfly-Heart
79.03.17 : 38,35,34(76/1832)
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このころの、路線が固まりきれずにいた頃のHeartには、なかなか聞きごたえのある作品が多い。でも、ヒットには結びついていない。難しいところだ。

1564 Bustin’ Loose Part. 1-Chuck Brown & the Soul Searchers
79.03.17 : 39,36,36,34,34(126/126)
当時、非常に新しい感覚を持ったサウンドとして、チャートの動き以上に評価が高かった曲である。ワシントン出身のセッション・グループだが、ヒットシングルはこの一曲だけ。ミリオンセラーを記録している。

1565 Love Ballad-George Benson
79.03.24 : 38,29,24,22,20,18,18,28(298/1559)
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76年にLTDによってヒットした作品をアレンジを大きく変えてリメイク。これが時代の雰囲気にもなじんであたった。前年の「On Broadway」あたりから鮮明になってきた「都会の夜にマッチしたサウンド」の路線上にあった作品といえるだろう。それにしても、98年の現在に至ってもまだまだ現役、彼の方向性はやはり正しかったのか。

1566 Watch Out for Lucy-Eric Clapton
79.03.24 : 40,40(42/3128)
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いまだに現役、といえばEric Claptonも、まさかねえ、といった感じなのだが、考えてみると74年に「461 Ocean Boulevard」での復活を遂げて以来のコンスタントな活躍は本当に素晴らしい。アルバムアーティストでありながらさまざまなスタイルのシングルをヒットさせていく力量はすごいものがある。この曲あたりが70年代の「レイドバック」時代の最後の頃のヒットである。

1567 Reunited-Peaches & Herb
79.03.31 : 26,15,7,6,2,1,1,1,1,2,4,9,12,17,38(1559/2273)
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曲の内容はともかく、ヨコシマな期待にみちあふれた、「不純なラブバラード」である。こういうのがヒットしてしまうからつまらない、というか、まあ、個人的なぼやきなんだけれど。チークタイムの悩ましさ、といったところか。

1568 In the Navy-Village People
79.03.31 : 28,21,14,12,10,6,5,3,3,8,17,25,35(782/2389)
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書いていても恥ずかしいのだが、この曲、Pink Ladyが末期状態の頃にカバーしていた。まず、この「カバーする」という発想自体、西城ヒデキの2番煎じでみっともないのだが、出来がまた最低。間奏部で「やっちゃいな、やっちゃいな、やりたくなったらやっちゃいな」はいくらなんでもトホホだった。また、このころ、全盛期時代の酷使で、ケイの声が、もともと出ていない上にまったく聞き苦しくかすれていたのも悲しかった。もちろん、Village Peopleには何の罪もないのだけれど。

1569 I Got My Mind Made Up (You can Get It Girl)-Instant Funk
79.03.31 : 30,27,25,23,21,21,20,31(291/291)
これもセッション系の一発ヒットで、チャートアクションの割にミリオンセラーに輝いているのも、この手の本格系のファンクナンバーに共通の現象か。現在で言えば、AirplayよりもSalesがはるかにポイントが高い、といったところか。

1570 Blow Away-George Harrison
79.03.31 : 32,26,24,22,17,16,16,37(312/2088)
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情けなさ満開の作品で、しっかりしてよGeorge、とファンならずとも声をかけたくなってしまう。常に声量のなさを指摘されていたGeorgeなのだが、「Give Me Love」や「My Sweet Lord」、そしてバングラデシュの輝きはいずこへ、と思ってしまったこの頃だった。でもこれでも最高位16位。う~ん。

1571 Take Me Home-Cher
79.03.17 : 40,32,25,20,17,14,12,9,8,8,25(528/528)
Cherも「根強い」の一言である。この後、しばらくチャートから遠のくのだが、10年以上たって例のPeter Ceteraとのデュエットでよみがえる。その力強さときたら、水前寺清子か中尾ミエ、というところか。

1572 Shake Your Body-Jacksons
79.03.31 : 35,30,20,16,14,12,10,7,7,7,9,14,18,34(733/3594)
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80年代以降のMichael Jacksonの驚異的な活躍を予測することはもちろんこの時点ではできなかったが、サウンドラインは、この曲あたりで確立されて来た感じである。このあたりから、「ソウルを感じない」のも事実ではあるが。プラチナ・ディスクを記録している。

1573 Goodnight Tonight-Wings
79.03.31 : 38,16,13,11,9,8,6,5,5,5,13,17,33(771/11613)
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いかにもPaulらしいパターンを持った軽快な曲で、最高位5位は妥当なところ。「Silly Love Songs」の2番煎じと言えないこともないが。

1574 Rubber Biscuit-Blues Brothers
79.03.31 : 39,37,37(70/449)
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初めて聞いた感想は、「何だよ、これ」。ということで、見事にWhitburn氏の著書ではNovelty表示である。結構印象に残った曲、というか、この曲のイメージが長く付きまとった。

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