New Entry Period–July ’80

All Songs from American Top 40

volume 94: New Entry Period–July ’80

[Back To Artists Index]   [A-C] [D-H] [I-M] [N-Q] [R-S] [T-Z] [Back to My HomePage]
Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1866 Empire Strikes Back (Medley)-Meco80.07.05 : 29,25,22,20,20,18,18,38(306/1545)

[PREV][NEXT]
やはりMecoのこの路線はStar Warsにはまるというわけか、本当にワンパターンの作品作りなのだが、またもやTop40入りを果たした。まあ、確かに元気がでるという効果は認められるだろう。Mecoとは、Meco MonardoというDisco系プロデューサーのことで、人名であった。

1867 Emotional Rescue-Rolling Stones
80.07.05 : 33,22,17,11,9,7,4,4,4,3,3,10,24,29(915/4784)
[PREV][NEXT]
「Miss You」の成功の延長上にあるダンス・ナンバーといっていいと思うが、さらに洗練された作りになっている。それでもStonesらしさが全く失われていないところがものすごく、ロック史というよりも現代音楽史に残るグループに違いないであろう。

1868 Sailing-Christopher Cross
80.07.05 : 34,26,23,17,10,5,2,2,1,2,5,15,26(1018/2201)
[PREV][NEXT]
これは曲の良さをたたえるべきであろう。前作の緊張感のある作りから、一転して空間的な広がりを感じさせるこの曲をもってきたあたり、実に心憎いばかりである。間奏のピアノの部分が特に印象的である。

1869 Let My Love Open the Door-Pete Townshend
80.07.05 : 35,31,25,23,21,19,9,9,9,12,24,31(537/537)
やっぱり、どう考えてもあの「The Who」のPete Townshendなのである。そのほかの構成要素はかなりイギリス的なリズムはあったにせよ80年らしいポップ・ヒットで片づけられるのだろうが。最高位9位というのも見事なのだが、やはり、やや違和感を感じてしまう。

1870 Walks like a Lady-Journey
80.07.05 : 38,34,32,32(108/770)
[PREV][NEXT]
Grand Funk Railroadがその昔「Walk like a Man」というパンチの効いたロックナンバーをチャートに送り込んだが、こちらはそれとは全く反対のタイトルである。ブルース的な要素をもったヒットとしては、この曲あたりまでであろうか。

1871 Clones (We’re All)-Alice Cooper
80.07.05 : 40(21/2697)
[PREV]
よくぞ生き延びてくれたという感の強いAlice Cooperだが、貴重な40位1週の登場となった。この後、しばらくチャートから遠ざかることになるのだが、89年、突如「Poison」が第7位という大ヒットを放つことになる。今から考えると正統なハードロックを古くからやっていた偉大なアーティストである。

1872 Take a Little Rhythm-Ali Thomson
80.07.12 : 35,28,25,23,23,16,15,15,28(358/358)
意外なことにスコットランド出身のシンガーソングライターであったのだが、この曲も80年らしい「どうでもよさを内包した」ドライブに似合いそうなさわやかな曲である。

1873 Into the Night-Benny Mardones
80.07.12 : 36,30,28,26,20,17,16,12,11,11,28,29(507/507)
80年にしては力の入ったソウルバラードで、まさに「Into the Night」というのがふさわしいディープな曲である。全編に流れるピアノが印象的。なお、この曲はもう一度89年に同一のバージョンで20位まで上昇している。やはり、チャート上の成績を越えて記憶に残る曲と言えよう。

1874 Old-Fashioned Love-Commodores
80.07.12 : 37,29,27,25,24,23,21,20,20,37,39(371/7324)
[PREV][NEXT]
無難なミディアム・テンポの曲で、「くそ」バラードでないだけ聴くことがそれほど苦痛ではなかったが、それにしても、あまりにもどうでもいい曲である。

1875 King of the Hill-Rick Pinette & Oak
80.07.12 : 38,36,36(73/73)
Styx風のポップ・ロック・バラードだが、あまりにあっさりしすぎたためか、それほどのヒットにはつながらなかった。言うまでもなく唯一のTop40ヒットである。

1876 Jo Jo-Boz Scaggs
80.07.12 : 39,31,26,24,21,19,17,17,34(331/2224)
[PREV][NEXT]
いかにも80年代風の「バブリーな」音である。サビの部分などそれなりに印象的で、悪くはないと思うのだが、やっぱりこれは部屋で一人で聴く音ではない。ドライブに似合うよこしまなサウンドといっていいだろう。

1877 Make a Little Magic-Dirt Band
80.07.12 : 40,33,30,28,26,25,25,25,36(281/751)
[PREV]
前作よりも一層素朴な味わいがある曲で、都会に疲れた時など清涼剤として聴かれたのであろう。最高位25位というのは、若干低めかな、といったところである。

1878 I can’t Let Go-Linda Ronstadt
80.07.19 : 38,34,32,31(109/6921)
[PREV]
「Mad Love」からの第3弾シングル、ということで、出すんじゃなかった、といったところだろうか。

1879 All Out of Love-Air Supply
80.07.19 : 39,37,31,28,21,8,7,4,2,2,2,2,4,4,8,12,16(1217/2205)
[PREV][NEXT]
あっと驚くほど女々しさが感じられる曲で、最初、なかなか良い曲だと感じてもすぐ飽きてしまう、という声が多かった曲である。いったい、このつまらなさはどこから来るものなのだろうか。おそらく、この辺に「ホンモノとニセモノ」の分水嶺の秘密があるのかも知れない。

1880 A Lover’s Holiday-Change
80.07.19 : 40(21/21)
残念、記憶にございません。

1881 Fame-Irene Cara
80.07.26 : 31,27,17,13,7,6,5,4,4,8,12,19(746/746)
[NEXT]
自分が主演した同名の映画のタイトルソングで、映画、サントラとも日本でも相当ヒットした、というより、ディスコブームにのったシンデレラ・ガール的な扱いを受け、ひとつのアメリカンドリームとして成立したような印象があった。ある意味でこの年を象徴するアーティストと言えよう。

1882 Boulevard-Jackson Browne
80.07.26 : 33,29,27,24,22,21,19,19,30,36(354/1281)
[PREV][NEXT]
彼の曲としては驚くほど軽く聴けてしまうナンバーである。彼としては初めてのNo.1に輝いたアルバム「Hold Out」からのシングルである。さて、アルバムの方だが、個人的には驚くほど楽しめなかった。最後の「Hold on Hold Out」など、かなりファンの間で評価されていたのに関わらずである。この温度差はなんなのだろう。

1883 Why not Me-Fred Knoblock
80.07.26 : 35,30,25,20,18,18,35(253/253)
[NEXT]
このアーティストの場合、カントリー畑に限定してもこの曲が出世作であり、いかにこの年、カントリーが強かったにしてもいきなりのTop40入りというのはすごいと思う(特に映画に使われたという記憶もないのだが)。それにしてもなぜ、という気はする。

1884 Tulsa Time-Eric Clapton
80.07.26 : 38,34,32,30,30(141/3269)
[PREV][NEXT]
レイド・バックも80年代に入り、すっかり彼の持ち味として定着してしまった感が強いのだが、ここまでシングルヒットが続くと、古くからのロックファンは寂しさもひとしおだったのではないだろうか。

1885 Driving My Life Away-Eddie Rabbitt
80.07.26 : 40,35,30,27,23,16,13,10,8,7,5,5,13,18(722/1230)
[PREV][NEXT]
この曲は、わかりやすいいい曲である。ここでいうわかりやすさとは、一回聴いただけで覚えやすく、飽きが来にくいということでもある。彼にとって初めてのTop10ヒットになったのも大きく頷ける。

whatsnew.html