New Entry Period–September ’81

All Songs from American Top 40

volume 108: New Entry Period–September ’81

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2118 Super Freak-Rick James81.09.05 : 33,29,26,23,21,19,17,16,16,24(402/878)

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日本でもこの曲はヒットを記録し、Rick Jamesも全国区になった観があった。要するにわかりやすかったのである。後年サンプリングの「はしり」のような位置づけで使われたことからも、この曲のインパクトの大きさは想像できる。それにしてももう少し大きなヒットを記録していても良かったのにとも思う。

2119 Chloe-Elton John
81.09.05 : 36,35,34(78/14784)
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99年3月、この原稿を書いている時点で、なんとEltonはLeAnn Rhimesとのデュエットで、Top40チャートインの連続年度記録を更新してしまった。実際、今年こそピンチだと思っていたのだが、たいへんなことである。それはさておきこの「Chloe」だが、曲としてはEltonらしさがあったのだが、いかんせん地味な印象ばかりが強く、ヒットにつながらなかった。

2120 Some Days Are Diamonds-John Denver
81.09.05 : 38,37,36,38(95/6268)
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John Denverにとって4年ぶりのTop40ヒットになる曲である。アーティストとしての全盛期はあまりに短かった。なんとなく南こうせつあたりの印象とだぶってしまったりするのは私だけだろうか。この曲も、内容は悪くないのだが。

2121 The Night Owls-Little River Band
81.09.05 : 40,28,20,17,14,11,10,9,8,6,6,7,13,35(760/4531)
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「Happy Anniversary」の頃から考えると隔世の観さえあるヒットの連発である。「Reminiscing」からなんと5曲連続Top10ヒットといことになる(ただし、80年にライブで発表された「It’s not Wonder」は51位止まり)。このグループも活動期間の割にはメンバーの交代が多く、それが、「顔の見えにくさ」にもつながっているような気がする。

2122 Share Your Love with Me-Kenny Rogers
81.09.12 : 32,25,19,17,16,15,14,14,23,38(428/8189)
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一連のLionel Richieプロデュース作品の中で、この曲は特にGladys Knight & the Pipsがバックコーラスに参加している点で重要だと言わなければならないだろう。困るのである。こういうカップリングに対するコメントを付けるのは。

2123 Private Eyes-Daryl Hall & John Oates
81.09.12 : 34,27,18,13,8,6,6,3,1,1,2,3,6,18,29,38(1278/7648)
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「Kiss on My List Part.2」といった雰囲気が濃厚に伝わる曲で、柳の下の2匹目のドジョウをまんまと手にした感じである。全盛期だからこそ出来た芸当、といったところか。

2124 I’ve Done Everything for You-Rick Springfield
81.09.12 : 36,31,26,23,17,12,10,9,8,8,13,21(597/2340)
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前作「Jessie’s Girl」に引き続いての「情けない路線」で、ドラマ性は劣ったが、スピード感に支えられてのTop10ヒットになったといえよう。

2125 General Hospi-tale-Afternoon Delights
81.09.12 : 38,35,34,33,33(132/132)
TVドラマ、「General Hospital」をパロディに仕立てたノベルティものである。もちろんこの曲のヒットだけで消えていったグループ。女性4人組。

2126 We’re in This Love Together-Al Jarreau
81.09.12 : 39,33,27,24,20,19,18,17,15,15,20(447/447)
最高位第9位を記録したアルバム「Breaking Away」からのヒットで、シングルとしては唯一のTop40ヒットである。もともとはGeorge Dukeと一緒のクラブで歌っていたジャズ・シンガーである。この年の一連のフュージョン・ブームに後押しされた形でのシングル・ヒットになった。

2127 I’m in Love-Evelyn King
81.09.12 : 40,40(42/765)
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もと「Evelyn Champagne King」だが、この曲ではクレジット名を変更した。Aretha Franklinの74年のヒット(名曲)とは同名異曲である。

2128 Hard to Say-Dan Fogelberg
81.09.19 : 29,24,18,13,9,8,7,7,20,36(517/2470)
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この曲の7位は大健闘といっていいだろう。アルバム「An Innocent Age」の雰囲気を伝える曲で、正攻法で勝負しているところが好感が持てる。

2129 When She Was My Girl-Four Tops
81.09.19 : 37,30,25,21,16,13,12,11,11,14,39(491/1994)
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こういう曲がひょこっと登場してくるあたりが、長年Top40を聞き続けているものにとってはたまらない魅力になる。とても悲しい詩をこの上なく伸びやかに歌うこのスタイルこそソウル・ミュージックの心の部分だと言えよう。Top40ヒットとなるとなんと8年ぶりである。

2130 Just Once-Quincy Jones feat. James Ingram
81.09.19 : 38,33,28,23,21,20,19,18,17,17(390/773)
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シングルヒット連発、ということで、この人のイメージには全くそぐわない訳なのだが、本業のプロデュースの方で才能が開花しまくっているため、文句を付けるほどでもないのかも知れない。ただ、このシングルについてはJames Ingramの歌の役割が大きい。

2131 Straight from the Heart-Allman Brothers Band
81.09.19 : 39,39(44/979)
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このグループも全くシングルヒット向きのグループではないのが、この曲が最後のTop40ヒットともなるとやや感慨深いものがある。この曲を収めたアルバム「Brothers of the Road」発表後、グループはいったん解散してしまうわけだが、90年になって突如再結成、「Seven Turns」などのアルバムを発表することになる。この種の妙に息の長いバンドの活動については、業の深さのようなものを感じずにいられない。

2132 Tryin’ to Live My Life without You-Bob Seger
81.09.26 : 31,26,22,14,11,6,5,5,6,8,31,39(649/4919)
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ライブアルバム「Nine Tonight」からのシングルで、この曲の5位も大健闘であろう。ただし、「Night Moves」「Against the Wind」といった伝説的な曲のあとでは、記憶にとどまる曲を出し続けるのは難しいといわなければならないだろう。

2133 She’s a Bad Mama Jama-Carl Carlton
81.09.26 : 35,29,26,24,22,22,26(243/729)
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極めてインパクトの強い作品で、ディスコで大ヒットした。ミリオンセラーを記録したのも頷けるところである。Carl Carltonにとっては74年の「Everlasting Love」以来となるTop40ヒットだが、このような形での復活を果たそうとは思わなかった。

2134 Say Goodbye to Hollywood-Billy Joel
81.09.26 : 40,30,25,20,19,18,17,22(307/6337)
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昔の曲を集めてライブレコーディングしたアルバム「Songs in the Attic」からのシングル。曲自体はいかにも初期のBilly Joelの雰囲気があり、悪くない。ただ、シングルとしてはインパクトに欠ける、というか、何をいまさら、というか、まあ、その程度のものではある。

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