New Entry Period–November ’81

All Songs from American Top 40

volume 110: New Entry Period–November ’81

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2155 Trouble-Lindsey Buckingham81.11.07 : 30,24,19,16,13,12,11,10,*,10,9,9,22,24(733/733)

ヒットしたことが十分に頷ける曲で、とくにアコースティックな余韻を残すハイトーンのギターのメロディは印象的である。この曲が彼にとって最初にして最大のソロ・ヒットということになった。やや意外な感がする。

2156 Leather and Lace-Stevie Nicks
81.11.07 : 31,25,21,18,12,11,10,8,*,7,7,6,6,6,16(890/1964)
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作ってるなあ、と思わせるようにLindseyと並べてエントリーしてきたのがこの曲で、やはり歌のうまさが光る。クレジット上は、with Don Henleyとカッコ付きで記載されている。Waylon JenningsとJessi Colterのために捧げられた曲である。(ふうん、そうだったのか)

2157 Harden My Heart-Quarterflash
81.11.07 : 33,27,22,17,14,9,8,6,*,6,6,5,5,4,3,3,7,18,25(1242/1242)
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名曲。90年代につながる女性ヴォーカルを前面に押し出しての正統なロックであり、情感の伝え方にも非凡なものがあった。途中のサックスの使い方なども印象的で、最高位3位でしかもロングセラーになったことは正当であろう。基本的には夫婦デュオ・チーム+バックバンド、という構成である。

2158 No Reply at All-Genesis
81.11.07 : 36,32,30,29,29,34(176/758)
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やや展開が単調なのが、大きなヒットに結びつかなかった第一の要因であろう。それにしても80年代におけるPhil Collinsの存在が、このあたりから大きく定着していくことを考えると印象深いものがある。

2159 Take My Heart-Kool & the Gang
81.11.07 : 37,29,27,24,22,19,18,17,*,17,28,31(463/5082)
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完全に食傷気味になっていたのがこの頃である。

2160 The Sweetest Thing (I’ve Ever Known)-Juice Newton
81.11.07 : 39,33,29,25,20,17,16,15,*,13,10,10,9,8,7,7,8,23(930/3018)
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前作がかなりアップテンポな曲で、しかもかなり大きな成功を収めたことを考えれば、バラードで勝負したるこの曲こそ彼女にとって、大きな意味があった曲ではなかっただろうか。Adult ContemporaryおよびカントリーではNo.1を記録したが、やはり、大スターとして生き延びていくためには何かが足りなかったのであろう。曲自身は悪くないのだが、ポップスとしてはあまりに地味であった。

2161 Don’t Stop Believin’-Journey
81.11.07 : 40,28,24,20,11,10,9,9,*,18,27,28,40(568/2323)
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皆様、申し訳ありません。とても大好きでした。ただ、歌詞があまりにもひねりすぎ、というか響くものがない、というか、そのへんで、前作よりもややアメリカではウケなかったのではないだろうか。で、歌詞を聞き取らずに聴いている分には非常にいい曲で、かってに感動していた、ということで。でも、やっぱりいい曲だと思う。

2162 Yesterday’s Song-Neil Diamond
81.11.14 : 34,23,19,16,14,13,12,*,11,11,24,28(575/5545)
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地味だわなあ。それにしてもBarryが「Old SOng」でNeilが「Yesterday’s Song」では、このへんが結託して守りに入っていると思われてもしかたがないような気もする。

2163 Heart like a Wheel-Steve Miller Band
81.11.14 : 36,31,28,26,24,24,34,*,39(268/4903)
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どうなんでしょうねえ。この曲あたりでは、もう「終わった」と確信させるほど内容的には何もない曲だと思ってしまったりするのだが、これがもう一つこのあとで一花咲かせてしまうあたりがヒットチャートの面白さ、ということにしてあげよう。それを考えると「曙」の復活もアリかな。

2164 Never Too Much-Luther Vandross
81.11.14 : 37,35,33,33(106/106)
80年代においては決してまだ成功は大きくなかったLuther Vandrossだが、この曲が事実上の出世作である。それまでの経歴上も意外なほどパッとしたところがなく、唯一Changeの初期のアルバムで歌っていたことが記録されているぐらいである。「いつのまにか大御所」みたいな雰囲気がある。

2165 Steal the Night-Stevie Woods
81.11.14 : 39,34,31,28,26,26,25,*,25,32(319/319)
この曲も「地味」の一言に尽きる。よほどこの年が「落ちついて聴ける曲」に飢えていた、と考えるのが妥当なところであろう。Stevie Woodsについてはもう一曲Top40ヒットが82年に出てくるのだが、こちらになると、正真正銘の「レアもの」になってしまう。

2166 I Want You I Need You-Chris Christian
81.11.14 : 40,37,37(69/69)
しらん。つらいところですねえ。この辺、この時代あたりからTop40で21位以下の曲を冷遇するようになったこともあって、本当に覚えていない。ただ、アーティストの存在感はそれなりにあったような気がするのだが。

2167 I can’t Go for That-Daryl Hall & John Oates
81.11.21 : 32,22,18,13,6,4,*,4,4,4,1,2,2,2,3,7,20(1469/9117)
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ああ、よかった。まともに知ってる曲や。だが、好意的なコメントを書くわけにはいかない。一言で言うと、この程度でNo.1にしてしまうからつけあがるのである。ここは謙虚に5位止まり程度でチャートの奥の深さを示してほしかった。

2168 Turn Your Love Around-George Benson
81.11.21 : 39,27,23,16,15,14,*,9,8,7,7,5,5,11,23,32(870/3239)
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こちらもすっかり「頭に乗ってしまった」George Bensonのフュージョン第2弾ヒットである。これも5位は高すぎる。11位が妥当なところか。

2169 Poor Man’s Son-Survivor
81.11.21 : 40,36,34,33(101/101)
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覚えていない曲と感心しない曲が交互に現れる81年11月号だが、読者の皆様にとっては、いったいどの曲が好きだったのだろうか。この曲も覚えていない。タイトルには歌詞の中身を気にさせるものがあるのだが。

2170 Comin’ In and Out of Your Life-Barbra Streisand
81.11.28 : 30,19,15,14,13,*,12,12,12,11,20(569/8775)
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もともと嫌いなアーティストの作品で、地味なわりにけっこうヒットしたこともあって、反感が先に立ってしまった。最高位27位が妥当なところではないか。

2171 Hooked on Classics-Royal Philharmonic Orchestra
81.11.28 : 32,27,23,21,16,*,14,13,11,10,10,15(589/589)
この曲のTop10入りには、「なにかが間違っている」と感じたものである。本当に困った年である。

2172 Cool Night-Paul Davis
81.11.28 : 34,25,21,19,18,*,16,14,13,12,11,11,39(599/2671)
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ヘドロの山を歩き疲れた、というたとえも成り立ってしまうような耳にはなんともさわやかに響いたものである。この曲がとりわけいいわけではないのだが。

2173 Centerfold-J. Geils Band
81.11.28 : 35,30,25,23,11,*,8,5,3,3,1,1,1,1,1,1,3,7,19,31(2046/2774)
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100%コマーシャルなポップソングで、ロックで1位を狙うにはこの方法しかない、といった感じがするのがこの曲である。6週1位は言うまでもなく出来過ぎなのだが、ここは素直に喜ぶことにしよう。

2174 Twilight-ELO
81.11.28 : 38,38(46/6515)
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すこし奇をてらいすぎたのか、マイナーヒットに終わった。耳にはついているけれど。

2175 I Wouldn’t Have Missed It for the World-Ronnie Milsap
81.11.28 : 40,36,30,27,23,*,22,20,20,27,40(365/1943)
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どうなることかと思われたこの月のTop40だが、最後がいい曲なので本当にほっとした。Ronnie Milsapはぜひアルバムを購入したいと思う。(まだ、持っていない)本当に暖かくていい歌を歌うと思う。この曲はタイトルが覚えにくい分マイナス。

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