第3期将棋叡王戦七番勝負第1局 高見泰地六段の先勝が日本の危機を救う一歩とならんことを

八番目のタイトル戦になった叡王戦の第1局が始まり、高見泰地六段が先勝した。
叡王戦で先に4勝すれば最低でも序列第3位、羽生善治が名人位を佐藤天彦から奪取した場合、一気に序列2位にまで躍進する。

高見泰地も金井恒太もともに六段。
六段でのタイトル獲得は1998年の第11期竜王戦で藤井猛が羽生善治から奪取して以来である。
その後、藤井猛は竜王位を3期保持した。
革新的な藤井システムが将棋界を席巻していた時代である。

私は高見泰地か金井恒太が序列3位はいいが2位では困ると考えている。
今また羽生善治が竜王名人棋聖の3冠王に返り咲く事態には決してならないように、佐藤天彦に捲土重来を期してもらいたいが、
理解できないのは日本中、羽生の応援ばかりしていることだ。

関心のない人には全くどうでもいいボードゲームの話なのではない、多くの日本人がマスメディアに洗脳されているだけなのではないか?という話なのだ。
クソ読売の応援をしなければ日本人ではない、という風潮そのものの話なのである。

多くの才能が競ってこそ、発展があるのではないだろうか。
高見泰地か金井恒太が新たなタイトル保持者になることは喜ばしいし、菅井竜也・中村太地・渡辺明・久保利明らももっと活躍してほしい。
もっと言うと藤井聡太に全冠制覇させてはいけないし、日本だけの競技であってもいけないと思っている。


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