踏みつけても死ななそうな孫正義氏が「自殺しようかと思うぐらい悩んだ」ものとは

そのくらい差別はつらい、ということである。差別するほうはそこまで思い悩むことなどないのだから、不公平な話だ。こういう場合にどうしたらいいのだろうか。無責任な回答をするのであれば、気にしないことがいいのだろう。

歯の浮くようなことばかり言って給料が上がっていく者もいれば、成人する前にガリガリやって合格できた学校のことだけ、あるいはその集団に属していることだけが自慢の者もいる。

気にしない、気にしない。

たまたま通りかかって通り魔にあって命を落とす者もいれば、ろくに運転もできない耄碌馬鹿に轢き殺される者もいる。

気にしない、気にしない。

気にしないですまされないことも多いのだが、紛争地域に生まれて住んでいる者のことなどはいつも心に留めておかねばならないのではないかと思う。

いや他人事ではないよ。全く落とす必要がなかった原子爆弾を2発も落とされ、広島・長崎で最大24万6千人死亡、そして福島ではいまだに収束の気配すらない冷却のための高放射能汚染水の増大で世界中の海を汚染しつくしているこの日本国に住んでいることだって気にしていないではないか。

孫正義氏「自殺しようかと思うぐらい悩んだ。差別はつらい」

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