頂上決戦がここでも、という思いである。中原vs大山、中原vs米長、羽生vs森内など思えば両横綱と言っていいその時代の強者同士の対戦は、棋戦を問わず、そこここで行われていた。令和初期のゴールデンカードはこの豊島vs渡辺で決まりである。あとは秋の本場所、竜王戦の決勝トーナメントでも両者は激突する可能性が高い。そこに藤井聡太七段が割り込んでくれば大したものなのだが。
またしてもの角換わりはもうげっぷが出そうなくらい食傷気味なのだが、これがまた、銭の取れるプロの将棋であった。渡辺二冠が押していたと思った100手目に豊島名人がJumpInした桂馬の攻撃が印象的。渡辺二冠の攻めをしっかりと読み切り、逆転を許さなかった。次は無駄にマスコミが騒ぐ例の九段との対戦である。事実上の挑戦者決定戦を勝ち上がった豊島名人にはもう四冠が見えている。
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