あまりいいところなく豊島棋聖(三冠)が「棋聖戦」に限って連敗である。
もともと渡辺明二冠は、細かい攻めをつないでいく中盤と相手が音を上げるような粘り強い終盤に特徴があるが、忘れてはいけないのが序盤に関しても研究魔である、ということ。要するに隙がない。同じく全てに隙のないオールラウンダーの豊島棋聖(三冠)にしても、そんなことはわかっているはずなので、いろいろ試せるのは第3局まで、ということだろうか。
この二人の今季の成績をみて、腰を抜かした。
今年度成績(2019年6月27日時点) | ||
豊島将之棋聖(三冠) | 渡辺明二冠 | |
勝敗数(勝率) | 9勝1敗(0.900) | 9勝2敗(0.818) |
対局数ランキング(数) | 14位(10) | 11位(11) |
勝数ランキング(数) | 5位(9) | 5位(9) |
勝率ランキング | 4位(0.900) | 13位(0.818) |
連勝ランキング(数) | 5位(8) | 3位(10) |
日本将棋連盟HPhttps://www.shogi.or.jp/match_news/2019/06/_vs_339.htmlより。
何なんだ。今日、豊島棋聖(三冠)が負けて9勝2敗、渡辺二冠が勝って10勝2敗。2敗の中身は豊島棋聖(三冠)が渡辺二冠に2敗のみ、渡辺二冠が豊島棋聖(三冠)に2敗のみ、いかに現在この二人が突出しているかよくわかる。
応援のワンクリックを是非どうぞ!
↓
にほんブログ村