最後の銀杏並木でサングラスを取った前田穂南が一瞬吉岡里帆に見えて焦ったのだが、そんなに狂ってはいなかったようだ。
⇒解説者が「美人でしょ」MGC優勝の前田穂南が可愛いと話題に
それにしてもあのブッチギリぶりは見事だった。酷暑間違いなしの阿鼻叫喚マラソンでも海外勢と互角にやれるんじゃないかと期待できる。無理しないで欲しいが。あとは、駅伝時代から注目していた鈴木亜由子が2位でオリンピック出場内定だ。
男子も大迫は代表入り間違いなしと思っていたが、中村匠吾、服部勇馬が強かった。最後の坂あたりのデッドヒートは見ごたえがあったな。日本記録保持者で凄腕の剣客のような雰囲気の大迫傑だったが、今後は出るのか待つのか、どちらだろう。
最初から飛び出した設楽悠太はなんだったのか。あぁやって飛び出して最後まで独走できる日本人はそうそういないということか。42.195キロって絶妙な距離なのかもしれないなぁ。
さて、ここからが本題である。いつもいつも代表選びでゴタつく陸連がひねり出した妙案がMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)である。ネーミングもコンセプトも瀬古利彦をはじめアホっぽい陸連が考えたとは思えない傑作である。
・指定された競技会の上位入賞者が一堂に会する『選考競技会』を開催し、その大会の上位入賞者を日本代表に即時内定する
・本大会(MGC)はその『選考競技会』として開催する
・本大会(MGC)はその『選考競技会』として開催する
このような素晴らしいスキームを創りあげたのに「この方式が導入されるのは当面今大会限り」らしい。馬鹿言ってんじゃないよ。いろんなマラソン大会からしたら自分とこのレースが一番だと言いたいのかもしれないが、そんなものは将棋のタイトル戦のように賞金額で格付けしてしまえばいい。いいと思えない人の意見を聴いてみたいが、明らかにいいと思えるものが成立しなくなる不条理を何とかできないものか。
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