もっと語ろう!台湾のおいしいおみやげ@東京ウィメンズプラザ

おきらく台湾研究所(所長、研究員A、研究員Bの3名)なるややあやしい団体主催の、『もっと語ろう!台湾のおいしいおみやげ』なるあやしくないイベントに出席してきた。場所は東京ウィメンズプラザの会議室。その名の通り9割以上は女性。こういうイベントに行くと台湾愛にあふれた人たちが多くて心休まる。

構成はお土産付のほぼ全編トークショー。お話は台湾のおいしいおみやげの編集者の十川雅子さん、MCは研究員A(女性)。

「とがわまさこ」と聴いて大部分の方は戸川昌子(2016年逝去)しか思い浮かばないと思うが、ミステリー作家&シャンソン歌手&プチ女優ではなくて、少しシャイでチャーミングな若い女性である。編集者ということで大々的に名前が出ることはなさそうだが、「台湾のおいしいおみやげ」の実質的な著者といったところか。

その十川雅子さんのお話が猛烈に面白かった。嘉義の老楊方城市観光工廠のキャラクターを上品に「やつら」呼ばわりしていて、外見の清楚さと裏腹な毒気が気に入った。本に載せられなかったおみやげの数々、大変参考になった。

話は変わるが、会場は国連大学やオーバルビルの裏で青山ブックセンター本店の隣である。渋谷でかつて2番目に高かった事務センタービルに約19年いたが、もはや向こう側(渋谷南口)の悪趣味なファザードのビルに視界がさえぎられ、私が知っている渋谷ではもうなくなっているのが残念である。

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