父が永眠した今、こんなに将棋に浸って放肆な日々を送っていていいのか、とも思う。今日は打ち合わせをしてきた。
さて、藤井聡太七段が渡辺明棋聖に挑む棋聖戦の第2ラウンド。先手の渡辺明を後手矢倉で粉砕した藤井聡太は、気が早いがもう新棋聖の風格さえ漂い和服姿が一際凛々しくみえる。
藤井聡太七段は脳内に富岳でも搭載しているのか。今日も惚れ惚れするほど強かった。強すぎて白熱しないくらいである。渡辺明の特異な地雷バラマキをする余裕すら与えずの圧勝。
58手目△3一銀は,将棋ソフト(水匠2)に6億手読ませると突如最善手として現れる鬼手だった。6億手読んで出る時点で普通の人間に読めない。冗談ではなく、渡辺明は棋聖戦よりも名人戦に注力したほうがいいと思う。今の藤井聡太七段にこれから3勝0敗よりは豊島竜王・名人に3勝1敗のほうがわずかながら可能性がある。
⇒藤井聡太七段、最年少タイトル獲得に王手!
⇒渡辺明の自局部分解説(実は敗因不明)
本日の棋聖戦の藤井七段の58手目3一銀は,将棋ソフト(水匠2)に4億手読ませた段階では5番手にも挙がりませんが,6億手読ませると,突如最善手として現れる手だったようです。
7七同飛成が藤井七段のソフト超えの手として有名ですが,ソフト側からすれば,今回の3一銀発見の難易度はそれ以上ですね! pic.twitter.com/vMkHvK9rlp— たややん@水匠(COM将棋) (@tayayan_ts) June 28, 2020