月に一度の鬼門、高砂本社ビルの窓清掃の日である。窓清掃そのものは専門の黒岩さんが長年一人で担当している。昔ながらの屋上から太い命綱を頼りにした単独作業である。わしたち管理人は外側の窓清掃に関わることはないが、内側の窓清掃時に黒岩さんと一緒にオーナー一家の住居に入り、エアコンや換気扇、空気清浄機のフィルター掃除をするのである。地味にしんどい作業だ。社長宅に入って清掃する週と重なると汗びっしょりの重労働になる。このくらいの運動は必要だろうということか。誠にセカンドキャリアに相応しい業務内容である。
黒岩さんは声がでかくて快活な人物である。武漢風邪など風邪だ、という主張論者。それはそれでいいのだが、間違っても罹らないでほしい。我々管理人は全員濃厚接触者になるんだから。
今日のわしがちょうどその清掃週と窓掃除の日が重なってしまった。いつもは午後の時間30分ちょっとで終わるところが蛍光灯(今時LEDではないのだ)交換も重なり約1時間の奮闘。無事に完了した。日替わり弁当はえびカツ、焼うどん、若鶏八幡巻、ごま昆布、牛サイコロステーキ、おくらしらすおかか和え、がんも煮、小付け。しっかり食べておいて助かった。
3月のカレンダー調整も行う。昨年末の代休がまだ1日残っていたので1日休みをもらうことにする。早番と月火は休めない。大した仕事もできないが、6時半出勤や子供の送り迎えなど、残りのメンバーに負担が大きすぎるので。