【将棋対局一行レビュー】2019/03/08~2019/03/14

渡辺 明 王将 vs. 永瀬拓矢 王座 第70期王将戦七番勝負第6局 2019/03/14
一日目の千日手の選択が永瀬王座の最大の失着かもしれない。消費時間に1時間の差をつけられ先手番を握られたとあっては後手番の勝率が下がる永瀬王座としては選ぶ必要はなかっただろう。72手目3一歩打が痛恨の一手。これで渡辺王将が防衛で3連覇。タイトル獲得数27期で歴代4位の谷川九段に並んだ。単独4位は間違いないだろう。

佐藤天彦 九段 vs. 豊島将之 竜王 第62期王位戦挑戦者決定リーグ紅組 2019/03/11
結果につながっていないが最近よく見る天彦九段の振り飛車。本局は三間飛車。対する豊島竜王は堅さでは最強クラスの銀冠穴熊。終盤天彦九段の粘りが見ものであった。空中城塞と化した天彦城、そのまま入玉でも狙うのかと思われたが、最後は豊島竜王が仕留めた。豊島竜王は初戦木村前王位にまたしても敗れたのは痛いが、それでも紅組優勝を目指す。

【補足】将棋のブログランキングに登録しているのに全く将棋について触れない日々が続くのはいかがなものか、と自分でも数秒間考え込んた。しばらく豊島将之竜王のタイトル戦もないし、どうしたものか。気をつけておかないといけない対局もあるので、期間を区切って短めに言及することにした。他の方に読んでもらうというものでもなく、これはあくまで個人的な備忘録の範疇のものである。

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