引退4名のセレモニー的意味合いもあったとはいえ、ノーアウト満塁でゲッツーくずれの1点のみとは、、今年を象徴するような一戦だった。
来年まで中日ドラゴンズの試合は観られないのか、、寂しい><
中日は今季最終戦を接戦で落とし、56勝82敗5分の借金26で終えた。4日にヤクルトが最終戦・阪神戦に勝てば、中日は球団史上初の2年連続最下位が決まる。ヤクルトが負けるか引き分ければ最近10シーズンで6度目の5位となる。
最終戦・先発は5年ぶり2度目の開幕投手を務めた小笠原慎之介(25)。今季25度目の登板で試合前まで7勝11敗、防御率3.60。
小笠原は1回に門脇に四球、岡本和に四球で2死一・二塁とすると大城卓にライト線にタイムリーツーベースを弾き返され、2点を先制される。
巨人の先発・赤星優志(24)に対して今季限りで現役引退の福田永将(35)を5番ファースト、堂上直倫(35)を8番セカンドへ入れるオーダーを組んだ。
1回は岡林勇希(21)は投ゴロ、カリステ(31)と細川成也(25)は連続空振り三振と3人で終わる。
打線は2回は先頭・石川昂弥(22)がヒットも福田は遊飛、木下拓哉(31)は中飛、鵜飼航丞(24)は空振り三振に倒れた。福田は3回の守備からビシエド(34)に交代。
3回の攻撃で先頭・堂上がレフト線にツーベース、小笠原の犠打で1死三塁の好機に。岡林は空振り三振、カリステは右飛に倒れる。
小笠原は2回から5回まで毎回ヒットを打たれ、塁上を賑わせるがなんとか得点は与えない。
打線は5回に先頭・木下は四球も鵜飼は遊直、堂上は遊ゴロ併殺打に終わる。
小笠原は5回に丸を遊ゴロ、秋広を見逃し三振に取り交代、小笠原は6安打2失点。今季の引退の谷元圭介(38)がマウンド、大野奨太(36)がマスクを被り吉川を左飛に打ち取った。
6回の攻撃で大野奨は中飛、岡林は遊ゴロ、カリステはヒットも細川は右飛に打ち取られる。
7回は勝野昌慶(26)が2死から門脇にツーベースも坂本を空振り三振に抑える。
7回の攻撃では先頭・石川昂がヒットもビシエドは三ゴロ併殺打、代打・後藤駿太(30)は空振り三振に斬って取られる
8回は松山晋也(23)が1死から大城卓と丸に連打され1死一・三塁、秋広を見逃し三振も吉川に二内野安打タイムリーを許し、0ー3となる。
打線は8回に先頭・鵜飼、堂上、途中出場・石橋康太(22)の3連打で無死満塁に。岡林は遊ゴロ併殺打で1点を返すのみ。岡林は4打数ノーヒットで163安打で2年連続最多安打のタイトルは逃した。
9回はフェリスが(30)が浅野に四球を出すも後続を抑えた。1ー3で迎えた9回は3番手・菊地に細川が中飛、石川昂も中飛、ビシエドも右飛に凡退し試合終了。
小笠原が自身3連敗の12敗目(7勝)を喫した。
中日は最下位シーズンは2リーグ制以降は64年(杉浦清・西沢道夫監督)、68年(杉下茂監督)、80年(中利夫監督)、92年(高木守道監督)、97年(星野仙一監督)、16年(谷繁元信監督)、22年(立浪監督)の7度あった。
1リーグ時代は37年秋・(枡喜一時代)、46年(竹内愛一・杉浦清監督)、48年(杉浦清監督)の3度。
≪中日の過去 10シーズンの成績≫
15年 5位 62勝77敗4分 (借金15) 谷繁元信
16年 6位 58勝82敗3分 (借金24) 谷繁元信
17年 5位 59勝79敗5分 (借金20) 森繁和
18年 5位 63勝78敗2分 (借金15) 森繁和
19年 5位 68勝73敗2分 (借金05) 与田剛
20年 3位 60勝55敗5分 (貯金05) 与田剛
21年 5位 55勝71敗17分 (借金16) 与田剛
22年 6位 66勝75敗2分 (借金09) 立浪和義
23年 x位 56勝82敗5分 (借金26) 立浪和義