New Entry Period–July ’78

All Songs from American Top 40

volume 70: New Entry Period–July ’78

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1390 Love will Find a Way-Pablo Cruise78.07.01 : 30,21,14,11,10,9,7,7,6,12,21,37(655/1370)

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ムーディでややもの悲しいメロディ・ラインということで、やや新しいファンを開拓したというところだろうか。ともあれ、「Whatcha Gonna Do」の一発屋でおわるだろうという予想を覆す「前作並み」の大ヒットとなった。

1391 Life’s Been Good-Joe Walsh
78.07.01 : 31,23,19,17,14,13,12,12,18(432/652)
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非常に大仰なイントロから、いきなり力が抜けてしまうようなヴォーカル・パートに移って行き、間奏部はまたまた派手なアレンジとなっていく。彼のソロの作品には比較的こうした作り方をしている曲が多いのだが、この曲は良くできている方である。なぜか、アルバムを買ってしまった。

1392 Chattanooga Choo Choo-Tuxedo Junction
78.07.01 : 32,32(58/58)
グレン・ミラーの1941年のヒット曲で、スタンダードナンバーをDisco調にリメイク、とくればアイデアによる一本釣りというわけだが、もう少し大きなヒットになっていたような気がしていた。

1393 FM-Steely Dan
78.07.01 : 34,28,23,23,22(175/2620)
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3作連続でほぼ同じ路線、ということで、やや飽きられてきたか、という感じだった。

1394 My Angel Baby-Toby Beau
78.07.01 : 37,29,22,18,15,14,13,13,17,17,27,39(511/511)
(ソロだと思っていたが)テキサス出身の4人組でこの時代のアメリカン・サウンドをよく表している。

1395 Hot Love Cold World-Bob Welch
78.07.01 : 38,33,31(81/1058)
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まあ、いい曲からシングルにして来たわけだから、3曲目はこんなものでしょうか。それにしてもこの週はFleetwood Macの関係者でまとめているあたりがBillboardのお遊びでしょうか。

1396 Magnet and Steel-Walter Egan
78.07.01 : 39,31,26,20,16,11,9,9,8,9,20,22,34(614/614)
77年にそのピークを迎えたウエストコースト・サウンドの影を強く引きずったような曲だが、Walter Egan自体はNew York出身のアーティストである。ただ、Fleetwood Macと活動を供にしてきたこともあり、サウンドもその影響を受けているのであろう。ミリオンセラー。

1397 Songbird-Barbra Streisand
78.07.01 : 40,34,29,25,25(152/4043)
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これが彼女の「分相応」という気がする。ストイシズムさえ感じられるいい曲である。

1398 Copacabana-Barry Manilow
78.07.08 : 22,17,15,13,12,8,8,14,24(482/7119)
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日本ではこれがBarry Manilowの代表曲である。悲しいね。それにしてもEltonの凋落以降、本当に70年代のTop40を背負ってきた感が強い人である。

1399 Three Times a Lady-Commodores
78.07.08 : 26,21,10,6,2,1,1,2,2,2,2,4,4,11,21,31(1523/4764)
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うんこ。

1400 Hot Blooded-Foreigner
78.07.08 : 30,20,14,11,8,5,5,5,4,3,3,8,15,32(936/2711)
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アメリカン・ハード・ロックの雰囲気が強い曲で、最高位3位は立派である。この時代、Top10ヒットを期待できるロックというとBostonとForeignerしかなかった(Aerosmithは長い低迷を迎えていたし、KissはBeth以降こけてしまっていた。)のだが、Foreignerは「とにかくだし続ける」姿勢が偉かった。これでバラードに手を染めなければもっと良かったのに。

1401 King Tut-Steve Martin
78.07.08 : 35,30,26,24,19,17,17(269/269)
コメディアンとしてすでに有名だったSteve Martinの唯一のTop40ヒットにしてミリオンセラーに輝いているのがこの曲である。覚えやすいリフレインが勝因であろう。Novelty扱いになっている。

1402 I’m not Gonna Let It Bother Me Tonight-Atlanta Rhythm Section
78.07.08 : 36,28,21,18,15,14,14(304/1701)
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もって回ったような英語表現にアゼンとさせられるが、最高位14位は非常に健闘していると言えるだろう。それにしても地味な存在に徹している感が強い。

1403 Can We Still Be Friends-Todd Rundgren
78.07.08 : 37,36,32,30,29(141/842)
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Warの「Why Can’t We Be Friends?」と一瞬混同してしまいそうになるが、こちらは意外なほどシリアスな佳曲で、Todd自身が歌っている曲では代表的な作品となった。

1404 Stay-Jackson Browne
78.07.08 : 38,32,27,23,21,20,20(248/927)
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60年Maurice Williamsによって1位。64年には4 Seasonsによって16位と覚えやすいメロディが心地よいナンバーである。でも、Jackson Browneの音楽活動の中では意義が少ないヒットシングルといえるだろう。

1405 Will You Still Love Me Tomorrow-Dave Mason
78.07.08 : 39,39(44/433)
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永遠のスタンダード・ナンバーといっていいだろう。男性が歌っても女性が歌っても、この曲の持つ切なさは生きるのだが、Dave Masonバージョンには新鮮さが足りなかったのだろうか。38位のJackson Browneと並べたBillboardのいたずらだったのかもしれない。

1406 Prove It All Night-Bruce Springsteen
78.07.15 : 35,33(54/229)
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「明日への暴走」以後、約3年のブランクの後に放ったTop40ヒットがこの曲で、いかにBruceが一般に受け入れられるまでに時間を要したかがわかるであろう。この曲もけして成功作とは言えないが、「Born in the USA」でのブレイクにつなげるヒットとしては意味が大きい。

1407 Love or Something like It-Kenny Rogers
78.07.15 : 38,34,32(79/926)
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記憶にない曲である。

1408 I’ve Had Enough-Wings
78.07.15 : 40,30,27,25,25(158/10798)
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70年代のPaulの場合、大ヒットした曲も多かったが、この曲のように不発に終わった曲も多い。また、イギリスで驚異的に売れた「Mull of Kintyte」がアメリカではシングルになっていないなど(正確には「Girl’s School」のB面)、よくわからないことも多い。

1409 Hopelessly Devoted to You-Olivia Newton-John
78.07.22 : 35,26,18,11,11,7,5,4,4,3,3,7,10,19,34(965/5937)
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「Grease」からの快進撃は続いた、という感じですか。それにしてもこれが3位ねえ。やっぱり「売れた曲」と「いい曲」は一致しないということで思わず納得してしまうところである。

1410 Boogie Oogie Oogie-A Taste of Honey
78.07.22 : 36,28,17,6,6,4,3,1,1,1,2,2,3,3,10,17,27(1631/1631)
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「今夜はブギ・ウギ・ウギ」というなかなか良い(?)日本タイトルが付けられているが、まあ、良質なパーティ・ソングといえよう。

1411 Shame-Evelyn “Champagne” King
78.07.22 : 37,33,23,19,15,12,10,9,10,19(480/480)
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当時18才だった彼女は、スタジオの掃除のアルバイトをしていて見いだされたというシンデレラ・ストーリーを持つということだが、どこまでホントのことなのだろうか。

1412 Stuff like That-Quincy Jones
78.07.22 : 38,34,28,26,23,22,21(235/235)
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Ashford & Simpson とChaka Khanのヴォーカルをフューチャーして、彼にとって初めてのTop40ヒットとなった。これまで、どちらかというと取っつきにくい印象が先行していたアーティストだったが、いきなりの大衆路線、大成功というわけである。ともあれ、70年代はまだ、featuring表記が徹底していなかった証拠でもある。

1413 Rivers of Babylon-Boney M
78.07.22 : 39,37,35,33,31,30(161/161)
イギリスでは記録的な大ヒットになった作品で、日本でもかなりヒットした。アメリカでの低迷ぶりが不思議なほどである。

1414 An Everlasting Love-Andy Gibb
78.07.22 : 40,29,16,10,10,9,8,7,6,5,10,13,28(743/6604)
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この曲も歯切れが良くていい曲である。まあ、それまでが出来すぎといえばそれまでの話なのだが、連続3作でNo.1はとぎれてしまった。密かに残念だった。

1415 You-Rita Coolidge
78.07.29 : 35,30,27,25,25,37(187/2195)
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暖かさがあってなかなかいい曲だったが、それほどのヒットには結びつかなかった。

1416 Fool (If You Think It’s Over)-Chris Rea
78.07.29 : 36,26,20,18,15,14,13,12,12,17(474/474)
この曲、Top10を逃していたのか、と改めて驚かされた。日本でも、女の子を中心にかなり人気の高かった曲で、当時の「世相」みたいなものが伝わって来るようである。

1417 Two Tickets to Paradise-Eddie Money
78.07.29 : 38,32,30,26,24,23,22,38(255/706)
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邦題「天国行き超特急」のほうが曲自体よりも有名になってしまったが、曲の方は、いかにも彼らしい作りになっている。

1418 Mr. Blue Sky-ELO
78.07.29 : 39,36,35(73/3833)
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一部になかなかホットな支持者を持った曲だったのだが、やはり、「はずしている」印象の方が強かったのだろう。このグループの支持母体からもみはなされてか、まさかの30位代止まりとなった。

1419 Macho Man-Village People
78.07.29 : 40,37,31,27,26,25(180/180)
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やってくれましたねえ。ある意味で78年のポップシーンを代表する曲といっていいわけはないのであるが、ホモものの象徴のような曲である。私としては、どちらかといえば「美少年もの」のほうが…

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