バファローズ、日本一への道筋がみえてきた

私がライフワークにしたいと格闘中の『球団名別興亡史(仮称)』から一部蔵出しする。

バファローズ名称は前年の近鉄バファローから近鉄バファローズに替わった1962年から始まる。ちょうど私と同じ年齢である。それから59年、上に付く企業名が変わろうがバファローズは今も途切れず生きている。かつての近鉄・阪急という名門チーム、ともに日本シリーズ(※)では苦しい思いをした現在までの中日ドラゴンズに似た境遇のチームである。(※)阪急ブレーブス時代に3回、オリックスブルーウエイブ時代に1回日本一になっている

今日のメインのパ・リーグ

そのバファローズが昨日崖っぷちの第5戦に勝って、舞台を神戸に移すことになった。1敗もできない状況に変わりはないが、投手五冠王の山本由伸、勝利数・防御率とも山本に次ぐリーグ2位の成長著しい宮城大弥の2枚看板を残すバファローズが俄然有利になったとみた。打つほうも下位打線に当りが出てきて、頼りになる上位につなぐ形ができつつあるし、DHが使えるし、で好条件である。

少しイヤな記憶があるのは2004年の日本シリーズである。先に3勝し名古屋ドームに戻ったドラゴンズが地元でライオンズに連敗、落合監督1年目に3勝4敗で日本一を逃した。その二の舞はご免だ。悲願のバファローズ日本一に向かって、明日明後日を見守るのみ。

今日はご参考のセ・リーグ

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