2025 LAドジャース Wシリーズ連覇達成、やはり山本由伸は世界一の投手だ!

中心は山本由伸。

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この雄叫び!!

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オリックスからの贈る言葉を思い出す。この通りの投手になった。

大谷翔平(おおたに・しょうへい)選手(31)、山本由伸(やまもと・よしのぶ)投手(27)、佐々木朗希(ささき・ろうき)投手(23)が所属するドジャースがブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦を延長戦の末に5―4で制して4勝3敗とし、球団史上初の2連覇で9度目の頂点に立った。MVPは今シリーズ3試合で3勝を挙げた山本が選ばれた。
これまでいろんな大舞台に立った。日本シリーズの日本一も、東京五輪の金メダルも、WBCの優勝も、そして昨年は世界一にもなった。ただ、山本の涙腺が緩むことはなかった。しかし、雌雄を決するワールドシリーズ第7戦。修羅場を乗り越えて”胴上げ投手”となった右腕は試合後、グラウンドでロバーツ監督と抱き合って感情が爆発した。「涙が出ましたね。久しぶりにあふれてきた」。重圧も、期待も全てを背負った背番号18が解き放たれた。
第6戦で先発した試合後、中0日での「クローザー・山本」プランは球団のオプションにはなかった。フリードマン編成本部長は舞台裏を明かした。「昨晩、ヤマが明日に向けて治療を受けているというメッセージをもらった。正直、現実的には可能性は低いと思った。でも今日また治療を受け、『調子がいい。最低でも1回は行けると。あとは自分の球がどこまで持つかだ』と言ってきた」。球団は驚きを隠せなかったが、急きょ志願した山本をブルペンの選択肢に入れた。
登場は同点の9回1死一、二塁で一打サヨナラという厳しい場面。さらに、先頭打者に死球を与え、大ピンチを背負っての展開。しかし、ここからが真骨頂だった。バーショーを二ゴロで本塁封殺。クレメントは中堅深くまで運ばれたが、パヘスの好捕でゼロでしのいだ。延長10回も3人で仕留めると、スミスのソロ本塁打で1点を勝ち越した後の延長11回。1死一、三塁と再び走者を背負ったが、カークをスプリットで遊ゴロ併殺打に打ち取った。球史に語り継がれるであろう34球。試合を締めた右腕の元に、仲間が狂喜乱舞して集まった。「もう本当に信じられない。最後に何を投げたか分からない」。
ワールドシリーズ3勝。延長18回の死闘となった第3戦はブルペンで”幻の19回”に備えた。7試合で4度も肩をつくった。山本が敬愛するカーショーは「今夜のヨシがやったことは、たぶん野球の歴史でも前例がない。あれは人間ができることではない。『行けます』と自ら言って、1イニングどころか2イニング以上も投げた。彼がどんな状態だったか。言葉では説明できないし、想像できない」。カーショーもプレーオフで中3日で登板したり、救援をしたりと、チームが求めることは全てやったが、その魂を背番号18は引き継いだ。
試合後、壇上でMVPのトロフィーを持ち上げることができなかった。体力は消耗した。前日には少し体調を崩してもいたが、メジャーでは人一倍小さな体でとんでもないことを成し遂げた。大谷翔平は山本について「由伸が世界一の投手だとみんなが思ったと思う」。今年、日本での開幕戦で投げた山本は、ワールドシリーズ第7戦の最後のマウンドに立った。山本は伝説になった。
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