New Entry Period–April ’75

All Songs from American Top 40

volume 31: New Entry Period–April ’75

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0646 Shoeshine Boy-Eddie Kendricks75.04.05 : 34,32,27,25,23,19,19,19,18,30(373/2639)

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前2作のTop10ヒットと比べ、ポップで覚えやすい曲。だが、なぜか大ヒットに結びつかなかった。「靴磨きなんかしてないで、遊びに行こうぜ」という不抜けな内容のせいだろうか。

0647 How Long-Ace
75.04.05 : 35,29,23,19,12,11,8,6,3,3,18(648/648)
風のようなうねりを感じさせる繰り返しが印象的な、彼らの唯一のTop40ヒット。イギリス出身のバンドで、リーダーはその後SqueezeにもいたPaul Carrackである。

0648 Stand by Me-John Lennon
75.04.05 : 36,30,24,20,20(177/1543)
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彼が好んで聞いていたオールディーズばかりを集めて作られたアルバム「Shaved Fish」からのシングルカットで、Ben E. Kingの原曲とはまたひと味違ったやや重めの印象に仕上がっている。John Lennonの肉声を感じることが出来る点ではファンには嬉しい。実質上このあと長いブランク(主夫生活)に入ってしまうわけで、その後の、語るに胸が苦しい出来事については、また後の話になる。

0649 Living a Little, Laughing a Little-Spinners
75.04.05 : 37,37(48/2630)
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印象が薄い。「Ghetto Child」からここまでほぼ全滅の感さえある。それはそのままフィラデルフィア・ソウルという音楽ジャンルのブームの終焉を示していたのかもしれない。

0650 I Don’t Like to Sleep Alone-Paul Anka
75.04.05 : 38,28,17,15,11,10,9,8,9,22(519/2161)
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実にていねいに歌われたバラードで、復活後のPaul Ankaの作品の中ではもっとも印象深い。邦題「ひとりぼっちはいや」で、日本でも(意外なことに)ややヒットした(たしかCMに使われた)。曲の最後の方でOdia Cotesがワン・フレーズだけ歌う。

0651 Thank God a Country Boy-John Denver
75.04.05 : 39,33,26,22,15,14,7,5,2,1,8,16,25,30,37(912/4298)
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邦題「素晴らしきカントリーボーイ」で、ここまで自分のライフスタイルを賞賛されてしまうと、やや白けてしまう。

0652 Who’s Sorry Now-Marie Osmond
75.04.05 : 40,40(42/732)
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58年のConnie Francisの大ヒット曲で、こういう見え透いた手抜き企画しか考えられなかった彼女のスタッフの罪は大きい。

0653 Only Yesterday-Carpenters
75.04.12 : 34,28,21,10,8,5,4,4,16(542/4404)
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74年以降ではもっともCarpentersらしい作品で、曲の出来の割りには大ヒットに至らなかったのは、やはり前作「Please Mr. Postman」でファンが離れてしまったことが原因だろう。

0654 Amie-Pure Prairie League
75.04.12 : 36,30,27(90/90)
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80年に「Let Me Love You Tonight」のTop3ヒットを持つPure Prairie Leagueだがその5年前にこのような地味なヒットを持っていたのは意外である。

0655 Autoburn-Kraftwerk
75.04.12 : 38,29,26,25,29(158/158)
無機的なリフレインが耳に残るユーロピアン・プログレの象徴的な曲。まあ、こういうのがシングルでもヒットしてしまうところが全米チャートの奥の深いところだとも言えるが、アレルギーを感じる人も多いのではないか。

0656 Peer Barrel Polka-Bobby Vinton
75.04.19 : 33,33(56/696)
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前作「My Melody of Love」に引き続きヨーロッパ色の強い路線で(こちらは古い町並みを感じさせる)、もう少し早くシングルをカットできればもっと大きなヒットになった可能性もあったと思う。

0657 Young Americans-David Bowie
75.04.19 : 34,29,29,28(124/503)
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日本でもおなじみのナンバーで、Top40ヒットになったことに異存はないのだが、なぜアメリカではこれまで「Space Oddity」以外のヒットに恵まれなかったかのほうが不思議である。アルバムの方は「Aladdin Sane」も「Diamond Dogs」もミリオンセラーを記録していたのに、である。

0658 Bad Time-Grand Funk
75.04.19 : 35,28,24,18,15,9,6,4,4,14,31,35(625/3996)
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やや郷愁を感じさせるリフレインを中心としたGrand Funkの最後のヒット曲である。曲自体もちろん悪くないのだが、Grand Funkにはもっとストレートなロックで勝負してほしいと思ったファンも多かったのではないのだろうか。

0659 Shaving Cream-Benny Bell
75.04.19 : 37,30,30,28(119/119)
原曲は1940年代の作品で、なぜこの時代に突然チャートに入ってきたか、確かな記憶がない。

0660 Love Won’t Let Me Wait-Major Harris
75.04.19 : 39,31,27,23,16,13,11,9,7,5,5,5,12,26(761/761)
低音のヴォーカルが全面にわたって印象的なセクシーなソウル・バラード。それ以上に印象的なのは途中の女性のアヘ声だろうか。

0661 Shakey Ground-Temptations
75.04.19 : 40,37,39,34,34,31,29,26,26(253/1910)
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ヘビーなリズムに支えられた、このころのTemp’sにとっては珍しくロック色の強い作品。ちなみにこの作品はNorman Whitfieldのプロデュース作品ではない。

0662 Sister Golden Hair-America
75.04.26 : 32,28,16,13,11,5,2,1,6,13,28,29(824/2478)
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邦題「金色の髪の少女」で、日本でもヒットした。わかりやすくさわやかなメロディーが受け、正統派のポップスとしてNo.1ヒットとなった。

0663 Hijack-Herbie Mann
75.04.26 : 34,26,21,18,17,14(250/250)
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60年代後半から活躍していたフルート、サックスのプレイヤーで、この曲も彼の演奏するフルートが印象的に全面で聴ける。後年のいわゆる「フュージョン」サウンドよりも汗の臭いがする作りになっている。

0664 The Immigrant-Neil Sedaka
75.04.26 : 35,31,25,22,22(170/1214)
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「港はかつて希望にあふれた異国の人たちであふれていた。人々はいろいろな所からやってきた。よそ者でも受け入れてくれる自由がこの国にはあったのに。」と歌うこの歌はJohn Lennonがニューヨークから追放されたことに抗議する内容の曲である。ピアノに乗せたNeil Sedakaの張りのある声が実に印象的で、説得力を感じる。

0665 Cut the Cake-Average White Band
75.04.26 : 36,32,24,21,18,13,11,11,10,10,22,30(549/1475)
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攻撃的なリズムに乗って展開される、実に熱いナンバーで、前作はインストゥルメンタルだったが、今回は速いテンポの歌詞が乗せられる。

0666 When will I Be Loved-Linda Ronstadt
75.04.26 : 38,33,20,17,14,10,6,3,2,2,8,9,23(846/1577)
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60年のEverly Bros.のヒット曲だが、果たしてLindaにふさわしかっただろうか。邦題「いつになったら愛されるのかしら」ということだが、彼女ほどチャーミングな女性がやってしまうと、説得力に欠けるのでは。むしろ彼女には「魔性の女」を感じさせるようなラインで作品をリリースした方がスケールの大きなシンガーに早く到達できたのではないかと思う。

0667 I’m not Lisa-Jessi Colter
75.04.26 : 39,34,26,23,21,15,8,6,4,4,7,18,27,39(712/712)
優しい曲展開と歌声にカントリーの感覚が豊かに感じられる作品だが、それもそのはず、Waylon Jenningsのプロデュースによるもので、彼女はWaylonの奥さんであった。実質、この曲の一発屋となってしまった。

0668 Don’t Tell Me Goodnight-Lobo
75.04.26 : 40,35,27,27(115/1795)
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地味でしっとりとしたLoboの世界がここでまた聴ける。特にこの曲は子守歌に最適なほどである。日本ではすでにこのころでも「過去の人」になってしまった感があったが、アメリカではJim Staffordのプロデュースなどもあり、まだまだ人気はあった。

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