第235回TOEIC® Listening & Reading Test会場はお化け煙突の跡地に出来た新しくきれいな大学であったが、試験の出来はイマイチ、しかし、ジャニス閉店フェアの大いなる混雑ぶりで心地よい疲れの中、今夜はよく眠れそうである

大正の終わりから昭和38年3月までの間、帝京科学大学千住キャンパスが建設される40数年前のその地に、かつて国民生活を支えていたエネルギーを作る『千住火力発電所』があった。高度成長を支え、大勢の労働者で街も発展したという。

発電所の老朽化と代替エネルギーの進化により使命を終えた後は、足立区立元宿小学校にその地を譲り、シンボルであった『お化け煙突』も解体された。小学校が廃校となったあと、帝京科学大学の千住キャンパスが竣工。小学校解体時に残った巨大煙突製の滑り台を別の形で残すため、『お化け煙突モニュメント』として再生された。何のオブジェかと思ったが煙突の輪切りだったのだ。

単にTOEIC受験のためにだけ、町屋から都バスに乗り尾竹橋を渡って、初めて訪れたこの地が、まさに『お化け煙突』のたもとであったとは思いもしなかった。やはり積極的に出歩くのはいいものである。ついでに試験の出来もよければいうことはなかったのだが、そうもいかず、とりあえず3週間後のEnglishCup最終回までは思う存分準備をさせてもらうことにしようか。

そしてジャニス、かなり入店まで待たされたが、戦果は十分。洋楽ではナザレス、ユートピア、ソニー&シェール、アル・スチュアートなど、邦楽では有頂天、パール兄弟、ジャドーズ、児島未知瑠など。店内は人数制限していたのも関わらず満員電車並みに混みあっていて、あまりゆっくり回れなかったので、もう一度くらい完全閉店までに行ってみたいとも思うのだ。文句はあるまい。

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