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第41回将棋日本シリーズ 準決勝 豊島竜王vs渡辺名人、苦しいどころか負け覚悟の形勢からの大逆転はもはや豊島流

竜王vs名人、あわせて五冠の対決は、このような早指しでも大盛り上がりだ。解説が郷田九段というのもよし。 結果はもうこれを読んでいる各方は先刻承知であるはずだが、豊島将之竜王の逆転勝ち。渡辺明が中盤で大きく押しており、気の早い一部の視聴者は渡...
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豊島将之は泥臭く絶対に勝ちを逃さぬ将棋の鬼に変貌しつつある 指し直し局も見事勝利 第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦

あの困難な形勢で持将棋に持ち込んだ豊島竜王は勝ちに近い引き分け、対する広瀬八段は負けに近いそれである。勢いそのまま、指し直し局も126手で豊島竜王が勝った。終局は16日午前0時44分。対局開始から延べ14時間44分の長い一日だった。 最初の...
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第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦 豊島将之vs広瀬章人は200手にて持将棋成立 指し直し局は21時27分から

もう何が何だか、豊島竜王の凄まじい執念に圧倒される。指し直し局は0.5時間後から、持ち時間両者1時間。明日明後日も4時半起きだから、残念ながら今夜は眠るしかない。 叡王戦vs永瀬拓矢の超手数合戦の原因は永瀬にあるのではなくて豊島竜王だった、...
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まさか広瀬章人よりも先に九段昇格を決めるとは思わなかった、永瀬拓矢王座が堂々の初防衛 第68期将棋王座戦5番勝負第5局

20時17分挑戦者の久保九段投了。渡辺明以外の棋士のタイトル防衛は一体いつぶりだろう(答えは下のほう)永瀬拓矢王座が見事に王座防衛に成功した。永瀬拓矢王座は七段時代に叡王、王座を獲得し、タイトル2期で八段に昇段。タイトルを保持し続けたことで...
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竜王戦史上最短手数&相居玉のまま終局、豊島将之竜王圧勝 第33期竜王戦七番勝負第1局第2日

16時12分、羽生九段投了。わずが52手。タイトル戦史上最短かと思ったが、もっと短いものが2局あった。 1994/1/31 49手 羽生善治棋聖vs谷川浩司王将 第63期 棋聖戦 五番勝負 第4局 2013/10/8 51手 羽生善治王座v...
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第33期竜王戦七番勝負第1局第1日 ゴング直後からパンチを喰らったら即死の殴り合い 矢倉模様かと思いきや

セルリアンタワー能楽堂での対局はいつみても異空間で引き込まれる。竜王戦の第一局、最近はいつもここだ。初日から猛烈に濃密な激しい手の応酬で、消費時間は深く長くなり、わずか27手しか進行しなかった。この将棋、おそらく長手数にはならない。明日の夕...
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第33期竜王戦七番勝負第1局前夜祭

30歳竜王と50歳挑戦者、初防衛と100期、みどころ十分の今期竜王戦。いずれも直近で藤井聡太二冠に勝利していて気力十分、泥沼OKで棋力拮抗。予想は豊島竜王の4勝2敗。 前夜祭は前期竜王就位式と同じセルリアンタワーボールルーム、今期も豊島竜王...
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第68期将棋王座戦5番勝負第4局 久保利明九段が強靭な粘りで敵失を捉え永瀬拓矢王座に逆転勝ち 王座戦は最終局へ

21時25分永瀬王座投了。久保九段はまさに粘りのアーティストだ。⇒こちら 昨日の第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦 豊島将之竜王vs藤井聡太二冠に続く連日の大逆転劇。コンピュータ同士ではおそらくみられない展開。本局では永瀬王座の△3一銀と下が...
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第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦 豊島将之vs藤井聡太の二冠対決は豊島将之竜王が対藤井聡太二冠 無敗の6連勝

あまりにもドラマチックな人間味にあふれた展開に終局後数時間経過してもまだ放心状態。。⇒王将戦リーグ 豊島竜王勝ち、藤井二冠は連敗で三冠挑戦厳しく 藤井二冠のミスばかりのせいではない。豊島竜王の受けの強さ、1分将棋でもことごとく間違えない、ど...
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第79期A級順位戦 斎藤慎太郎八段VS羽生善治九段 決着は例によって日付が替わる前後(追記あり)

形勢はやや斎藤慎太郎八段寄りの互角。最後まで観たいが明日も4時半起き故、お先に失礼して就寝しまする。 それにしても横歩取りは奥が深いな~。深すぎて誰も極められない??? 斎藤慎太郎八段が勝てば4連勝で頭一つ出る。次の豊島竜王戦で残留決定する...
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前名人と元名人の戦いは豊島将之竜王・叡王の勝ち 第79期A級順位戦 VS佐藤天彦九段

23時25分佐藤天彦九段投了。豊島竜王の相掛かりに序盤から圧倒され、粘るには粘ったが逆転には至らず。これで3回戦の全局が終了しA級初参加のさいたろう八段が首位に。初参加組はいつも飛ばすよね。 【3勝0敗】 斎藤慎太郎八段 【2勝1敗】 豊島...
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私にも解けた55手詰め、これは神局なり

王手もその応手も全てが限定手。脳内だけでは無理だったが、実際を駒を動かして私にもこの長手数が解けた(苦笑) 神局、その名は「ダイヤモンド」飛車の軌道を目で追うと盤上のコマと合わせてきれいな網掛け模様になる、ということか。 いいね!の前にこち...
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第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦 豊島将之竜王、木村一基九段を降し白星発進

これは順当な勝利だろう。⇒スポニチアネックス 既に1敗の3名のうち、佐藤天彦九段、木村一基九段は残念ながら陥落候補。藤井聡太二冠も危ないが豊島将之竜王に一矢報いることができれば、挑戦権争いに食い込むことが出来るかもしれない。広瀬章人八段(何...
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第68期将棋王座戦5番勝負第3局 終盤手前まで完全互角の好勝負も千日手打開で久保九段が失敗、永瀬王座防衛まであと1勝

後手番で負けただけ、とはいえ5番勝負は決着が早いので油断は大敵である。 久保九段は千日手打開の手を互角もしくは後手有利になる手(最善手)だと判断して指したのか? それとも、後手不利になるが人間的にはミスしやすい局面に誘導できる手(勝負手)と...
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【Breaking News】叡王戦続行!

佐藤康光日本将棋連盟会長からの発表が本日16時過ぎにあった。全将棋ファン、取り分け豊島将之竜王・叡王のファンは胸をなでおろすことだろう。よかった! 応援も兼ねて是非ともワンクリックお願いいたします! ↓ にほんブログ村
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第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦 大本命の藤井聡太二冠が羽生善治九段に初めて敗れた、これで挑戦者争いは混沌に

昨年もそうだったが、今年も人類最強リーグと言ってよい顔ぶれだ。 今年(70期) 昨年(69期) これまで全敗だった藤井聡太二冠に羽生善治九段が横歩取りに誘導、歩の手筋を駆使し見事な勝利を飾った。それにしても竜王戦の挑戦を決めた直後に、飛ぶ鳥...
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真・叡王 豊島将之

んん?今までの叡王は偽・叡王だったのか! 第1期 山崎 隆之 第2期 佐藤 天彦(ここまで一般棋戦) 第3期 高見 泰地(ここからタイトル戦) 第4期 永瀬 拓矢…までは偽りの叡王だったのか! 第5期 豊島 将之 と思ったら修正されていたよ...
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豊島将之 二冠に復帰 第5期叡王戦第9局、それよりも気になる23日発表の「叡王戦の今後」

23時11分、前叡王永瀬拓矢投了。豊島将之二冠(竜王・叡王)の見事な勝利である。全9局(千日手指直しも含む)の総手数は1418手、空前の記録であり、これを更新できるのは豊島・永瀬の対戦しかないかもしれない。 熟(つくづく)名人戦の防衛失敗は...
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豊島竜王の初防衛か、羽生九段の100期か、共に4回目の挑戦に臨む第33期竜王戦は必見

私が眠りにつく頃に決着していたようだ。何と99手で羽生の勝利。これは99期止まりの前振りだろうか。 昨日の将棋も丸山相手に強かった。丸山の一手損角換わりを撃破である。48手目△9二角打を受けての逆襲と91手目▲2一飛打からの鮮やかな寄せが印...
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羽生九段優勢のまま最終盤へ、挑戦権獲得目前 第33期竜王戦 挑戦者決定戦 第3局

丸山九段には期待していたんだが、このまま羽生九段が久しぶりのタイトル戦登場の確率が高くなった。 そうなると、気になるのは受けて立つ豊島竜王である。馬鹿なマスコミは「羽生100期」の期待をあおるような扱いをするだろう。まるで豊島竜王がヒールに...