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第61期王位戦第2局2日目 藤井聡太七段、まさに大逆転!戴冠まであと2勝

昨日の王座戦準決勝は劣勢はね返せず、豊島将之竜王・名人敗れる。豊島の出来が悪かった、というよりは渡辺明が神がかっていた。こういう将棋はそうは勝てない。 さて本題。注目の藤井聡太七段のダブル(ハゲ)タイトルマッチ、昨日今日の王位戦第2戦は大逆...
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第61期王位戦第2局1日目 藤井聡太七段、初封じ手 それよりも注目の一戦は

王位戦第1局は木村王位が封じ手、藤井聡太七段はその封じたものに封印のサインをしただけであったが、今度は正真正銘の封じ手番、そしてご指摘まで受けた。これだけでニュースになるのだからお得である。⇒藤井聡太七段、初の「封じ手」署名忘れ指摘受ける ...
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第91期棋聖戦五番勝負第3局 多くの国民はTVニュースで「藤井聡太が負けて史上最年少タイトルは持ち越し」という結果のみ知ることになるが、この戦いがどれだけ激烈なものであったか人口に膾炙する世界になってほしい

若武者らしく大事にいこうという気が全くない藤井聡太七段の強気の攻めと受けが、流石の永世竜王・永世棋王の渡辺明に咎められた、という本局である。昼食休憩の時点で76手まで進み、午前中に盤面は終盤戦に突入というスピーディな展開。両者研究が過ぎるぞ...
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今宵は藤井聡太が段位の肩書で呼ばれる最後の夜かもしれない 第91期棋聖戦五番勝負第3局 前夜

史上最年少タイトル獲得前夜。明日の今頃は阿鼻叫喚の号外連発、ニュース報道の嵐かもしれない。だが、渡辺明とて羽生善治相手に史上初の3連敗後の4連勝を成し遂げ、初代永世竜王となった男。簡単に終わらないかもしれない。明日は仕事どころではない。瀬戸...
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第5期叡王戦第2局 またしても大事件、今度は持将棋成立!叡王戦での叡王勝利なし継続中

呪われている棋戦である。現役タイトルホルダーの勝利が未だにないのだ。22時05分、222手にて持将棋成立。21時30分を過ぎているので本日中の指し直しはなし。敵玉を詰ませる、という将棋本来のルールから離れて、保有駒点数の勝負になり、1点足り...
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第61期王位戦第1局2日目 名高い木村王位の受けなどものともせず、一切主導権を渡さないサンドバック状態のまま藤井七段圧巻の勝利

2日目以降は完全に藤井聡太七段が繰り出すそれぞれ左右のジャブ・ストレート・フック・アッパー・ジョルトで滅多打ち。セコンドがいればタオルが投げ込まれかねない状況だった。それでも一手おかしな手があれば、ひっくり返す状況も作ってみせた木村一基王位...
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第61期王位戦第1局1日目 藤井聡太七段、初封じ手封印

AbemaTVの将棋チャンネルはクロームキャスト経由にてTVで観るよりも、大きなモニターのPCで観るほうが綺麗で快適。 藤井聡太七段の先手で角換わり。木村一基王位の52手目、△9二角打が遠くの飛車取りを狙った渾身の勝負手の攻防で王位の封じ手...
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【備忘】今後の対局予定の確認方法

日本将棋連盟HPの「対局予定・結果、記録」一択 ⇒ 更新がたまに遅いときがあるのが難点。 いいね!の前にこちらのクリックを是非お願いします! ↓ にほんブログ村
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第91期棋聖戦五番勝負第2局 最高峰である現在進行中の名人戦を「藤井聡太以外最強位決定戦」にしかねない藤井聡太の馬鹿強さ、史上最年少タイトル奪取まであと1勝

父が永眠した今、こんなに将棋に浸って放肆な日々を送っていていいのか、とも思う。今日は打ち合わせをしてきた。 さて、藤井聡太七段が渡辺明棋聖に挑む棋聖戦の第2ラウンド。先手の渡辺明を後手矢倉で粉砕した藤井聡太は、気が早いがもう新棋聖の風格さえ...
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第78期名人戦七番勝負第3局2日目 一直線に勝負を決めず、混沌の末の地雷だらけの局面で尚且つ最善手を放つ凄みを発揮し、豊島将之名人連勝

渡辺明の形勢を損ねてもあちらこちらに地雷をばらまき、一歩間違えたら許さないぞ、という局面を創造する能力は、かつての米長邦雄九段の泥沼流に似ているのではないか。それとて、一気に勝ちにいかず(いけず)形勢を相手に傾ける寸前の互角にまで戻す緩手を...
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第78期名人戦七番勝負第3局1日目 相居飛車の力戦型で豊島名人優位のまま2日目へ

挑戦者渡辺明が角道を止めておいての居飛車選択というやや歪な相居飛車の力戦型。2日制の初日にしては珍しくソフト解析結果の形勢が傾いているし、私がみても先手が指しやすいようにみえる。42手目を渡辺明が封じて1日目終了。 いいね!の前にこちらのク...
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第78期名人戦七番勝負第3局前夜 今度こそ豊島将之の圧勝を祈念する、決戦の場は何と聖地 日本将棋連盟本部 将棋会館

驚くなかれ、将棋会館での名人戦は38年ぶり。加藤一二三九段が中原名人から名人位を奪取したあの一局以来である。 今やお笑いタレントというか奇人というか珍獣扱いされているひふみんこと加藤一二三。3度目の挑戦となった1982年の第40期名人戦は4...
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第61期王位戦挑戦者決定戦 二冠に「力負け」と言わせたソフトに匹敵する終盤の金剛力をみせつけ藤井聡太七段が挑戦者に

当然のように藤井聡太が棋聖戦に続いて永瀬二冠を敗り、挑戦者に名乗りを上げた。渡辺明、木村一基と豊島将之からタイトルを奪った二人に仇討ちをする形である。豊島藤井連合が現在最強なのである。 残り3分にしてから全く持ち時間を削らずに、逆に永瀬の時...
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第5期叡王戦第1局 指直し局 実質2局近くの対局をこなし、挑戦者豊島竜王・名人の先勝

終局は前夜23時13分。消費時間は記録上▲豊島竜王・名人5時間0分、△永瀬叡王・王座5時間0分。第1局(千日手局、指直し局)を振り返って思うのは豊島将之の「将棋と運」の強さである。 千日手を選択することを全く厭わない永瀬拓矢が評価値千点越え...
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ゼロから始める将棋研究所

将棋に少しでも興味をもってくれた方へ、、、「ゼロから始める将棋研究所」へようこそ! 見る将だけど、実は将棋の戦法をよくわかってない!って方へ4大戦法が何なのか知っておくだけで、将棋観戦が100倍面白くなるよって話 pic.twitter.c...
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第5期叡王戦第1局は何と夜間になってからの千日手成立、大事件である

20:20千日手成立。評価値で+1000だった永瀬叡王が千日手を打開せずに成立させてしまった。どれだけ千日手が好きなのか。持ち時間5時間の将棋で残り時間、永瀬叡王27分vs豊島竜王・名人45分。短いほうを1時間にして両者補正し対局再開の予定...
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藤井聡太七段、史上初4期連続優勝達成 師匠杉本昌隆八段下し今期も本戦出場 第33期竜王戦3組ランキング戦決勝

豊島竜王の最大の対戦相手が今年も本戦に名乗りを上げてきた。名人戦での渡辺明との対戦に続いて、竜王戦でもゴールデンカードが観られる可能性が高い。 デビュー以来竜王戦ランキング戦で一局も負けがないとは驚く以外にない。この対局、師匠にとっては最高...
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第78期名人戦七番勝負第2局2日目 初戦の敗戦を糧に、持ち時間管理で挑戦者を追いつめた豊島将之名人の勝利

21時45分、渡辺明投了。終始押し気味だったとはいえ、最終盤で波乱が起きた。魔王の妖しい手に優勢だった豊島名人に緩手が飛び出て一気に形勢逆転。先に1分将棋になった渡辺明も疑問手連発で、一手指したほうが敗勢になる、というジェットコースター展開...
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第78期名人戦七番勝負第2局1日目 相掛かりの戦いは互角に近い名人の有利

Abemaの評価値は45:55の微差ながら後手の豊島名人の優勢。後手番で1日目この形勢であれば、満足であろう。豊島名人が52手目を封じて1日目終了。 いいね!の前にこちらのクリックを是非お願いします! ↓ にほんブログ村
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第78期名人戦七番勝負第2局前夜 豊島将之よ、後手番であろうが必ず勝て

第2局は天童市にて開催である。先手番の勝率が勝る将棋では先手番で星を落とさないことが番勝負の鉄則のようになっているが、豊島将之vs渡辺明では後手の勝率も相応に高い。 願望を述べさせていただくと、第2局はどんな形であっても豊島名人に勝ってもら...