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第60期将棋王位戦7番勝負第7局1日目 新名人の初防衛か、解説名人の最年長初タイトルか、十番勝負最後の一戦開幕

振り駒で先手は豊島王位・名人、さすがに持っている。第27期銀河戦でも渡辺明を破って優勝したばかりである。渡辺明は今年豊島王位・名人にしか負けていない。この2人に永瀬叡王を加えた3者が現在の3強であることは間違いなさそうだ。王位戦も2年連続の...
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第67期将棋王座戦5番勝負第2局 永瀬叡王が逆転勝ちで2冠王まであと1勝

ここのところ、面白がっているとその通りになる傾向にある将棋界であるが、豊島・木村の炎の十番勝負に続いて、永瀬叡王が斎太郎(斎藤慎太郎王座)に勝って2冠王誕生が濃厚になってきた。このまま永瀬が奪取し、豊島王位が防衛&竜王奪取すれば、豊島3冠(...
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第67期将棋王座戦5番勝負第2局の対局場であるウェスティンホテル大阪には

、一度泊まったことがある。大雨の夜だった。 イギリスの出版社ドーリング・キンダースリーの「TOP 20 BUILDINGS AROUND THE WORLD」※の1つに、アテネのパルテノン神殿、ローマのコロッセオらの歴史的建造物と共に選出さ...
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半ば冗談で記した木村一基vs豊島将之の十番勝負が本当に実現してしまった 第60期将棋王位戦7番勝負第6局2日目

昨日の大長考の封じ手は△7六歩。浮き上がった▲7七金を全否定する手で意外な一手。木村九段は▲8六金と飛車に当てながら金をかわしたが、そこで後手は飛車を逃げずに△7七角!豊島王位の防衛の懸かる大一番でのまさかの強襲、しかし、これは無理筋らしい...
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第60期将棋王位戦7番勝負第6局1日目 2時間30分あまりの大長考の末に豊島将之が選択した手は

それは明日のお楽しみ、というわけで豊島王位がそのまま封じて1日目を終了した。手数はわずかに36手。最近の二日制タイトル戦の一日目にしては明らかに少ない。このゆっくりとした進行から明日はどのような決着をみせてくれるだろう。 封じ手の場面。▲7...
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第69期王将戦挑戦者決定リーグ戦の顔ぶれが将棋人類代表決定戦になった件

いや、そのくらい恐ろしいリーグ戦になった。何しろ、次世代を担うことは間違いない藤井聡太七段以外、全員A級である。そして、冠を持つのは現時点でレーティング最高位、負けることが考えにくい渡辺明王将(兼名誉葛飾区出身者)である。この中で抜け出す可...
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第32期竜王戦 挑戦者決定戦 第3局 挑戦者に豊島将之名人

21時56分、たたずまいをただしたのち、木村九段投了。とどめの▲5五馬、その前の▲5七玉が磐石すぎて、ここ以外にはない投げ場だったかもしれない。これで史上4人目の竜王・名人に豊島名人が名乗りをあげる権利ができた。単に終盤力だけでは広瀬竜王の...
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第67期将棋王座戦5番勝負第1局 永瀬叡王が千日手指し直し局を制し先勝

豊島将之名人も渡辺明三冠も登場しないタイトルマッチは随分と久しぶりな気がする。挑決で永瀬拓矢叡王に勝っていたら、豊島将之名人はここでも最大5番勝負が待ち構えていた。いくらなんでも秋の本場所竜王戦に出場するかもしれない身には過酷過ぎるだろう。...
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8大タイトルのうちの半分の4つが2日制であり、それらを同時に制した大棋士一覧を作ってみた

2日制のタイトルは次の通り⇒名人・竜王(十段)・王将・王位 他の棋聖・棋王・王座・叡王は全て1日制である。叡王戦だけはかなり変則的で「第1局・第2局」「第3局・第4局」「第5局・第6局」のいずれかに「各1時間」「各3時間」「各5時間」が振り...
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第60期将棋王位戦7番勝負第5局2日目 切れの戻った華麗な一撃が決まって豊島王位が防衛まであと1勝

封じ手は▲2四歩の突き捨て。2日目にまたもつれかかったが、121手目の銀捨ての強手▲5五銀が決まってからはやや一方的な展開になった。これで豊島vs木村の後々語られるであろう今年の7月4日から始まった十番勝負は七番勝負まで終えて豊島名人の4勝...
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第60期将棋王位戦7番勝負第5局1日目 ついに伝家の宝刀先手角換りを抜いた豊島名人 なんと83手まで進行

矢倉だ相掛かりだと、少々面白がりが過ぎたわけでもないのだろうが、負けるわけにいかない第5局は高勝率を誇る先手角換り(相腰掛銀)で豊島名人が攻めまくってきた。封じ手前の木村九段の△4六桂は反撃の一手。得意戦法だけあって豊島名人が形勢リードして...
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祝、初段卒業証ゲット

将棋の駒の動かし方を知ってから半世紀くらい経過したか。今日やっと初段の卒業証をいただいた。これで9月号(8月発売)から二段に挑戦できる。 これまでの人生を無駄だったとは思わないですむように、今から手当たり次第に取り返しているところ。それで、...
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第69回NHK杯 2回戦 第2局 久保利明九段vs藤井聡太七段 師匠の解説だったが、藤井聡太フィーバーが沈静化しつつあるのが気になる

やはり、棋士は順位戦A級、竜王戦1組以外ならタイトル戦登場か一般棋戦優勝する以外に一般人にアピールする手段はない。 今日の将棋をみてもわかるように、前王将久保利明九段の詰みがないことを見切る力量は恐るべきものがある。詰ませる技量だけであれば...
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無念、豊島将之。竜王戦挑戦者決定戦は最終戦へ。一昨日の王位戦第4局で流れが変わったか、本当に十番勝負が実現したら事件である

狂い咲きのような46歳木村一基九段の粘り強さである。逆に中盤後半の豊島名人の脆さを感じる一局だった。序盤はほぼノータイムで進んで、こんな負けは観ている身にもこたえる。 56手までの消費時間 豊島名人    4分 木村九段2時間50分 82手...
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第60期将棋王位戦7番勝負第4局2日目 入玉模様の将棋はもはや将棋ではない別の競技である

285手の超長手数の将棋で木村九段は星をタイに戻し、豊島名人は(批判はあろうが)驚異的な粘りをみせつけた。投了は21時12分、さすがに盤上のとっかかりを全て失って、ある意味投げ時を逸してしまったかのような状態であったが、突然の終局だった。A...
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第60期将棋王位戦7番勝負第4局1日目 戦型は相掛かり、そして昼食対決も相「うなぎ重膳」

蛇足として付け加えるならば、同じ「うなぎ重膳」でも木村九段はごはん少なめである。 さて、相掛かり特有の緊張感につつまれた一日目。もちろん横歩取りのような、間違ったら即死、の研ぎ澄まされたものではないが、息詰まる序中盤である。豊島王位の狙いす...
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谷川浩司九段の通算勝利数歴代3位は無事之名馬なのだが、名人になるまでの勢いからすると史上最多勝になっていてもおかしくなかった

もう昨日の話になるが、谷川浩司九段(第十七世名人)が王将戦2次予選で高見泰地前叡王を破り、歴代3位の加藤一二三・九段(ひふみん)と並ぶ公式戦通算1324勝目(851敗)を挙げた。 今でも破られていない谷川浩司の21歳での名人獲得は、羽生七冠...
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第32期竜王戦 挑戦者決定戦 第1局 木村九段が相掛かりの研究手で挑むも豊島名人の研究がさらに勝って、史上4人目の竜王・名人誕生へのカウントダウンが早くも始まる

少し気が早すぎるだろうか。しかし、残る敵ボスは木村九段(あと1勝)広瀬竜王(あと4勝)の2名であり、唯一勝負勘と経験で豊島名人を凌駕している渡辺三冠は既に下している。 木村九段の「あまりよくないところに飛び込んでいったのかもしれません」とい...
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第60期将棋王位戦7番勝負第3局2日目 木村九段待望の初勝利、豊島名人は仕掛けが無理目だったか

頭部も含めて今、もっとも輝いている木村九段が王位戦で1勝を返した。後手番の勝利は大きいのではないか?王位戦の防衛失敗や竜王戦の挑戦者決定戦敗退は、現時点の豊島名人からすると考えにくいが、今日の1勝は思ったよりも大きな影響があるかもしれない。...
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第60期将棋王位戦7番勝負第3局1日目 豊島王位、あえて勝率の低い先手矢倉に

白星先行で余裕があるうちにいろんな戦型を試そうということか。先手の矢倉は現在では勝ちにくいことを知らぬ豊島王位ではなかろう。豊島王位が先手番で矢倉を採用するのは2年前の朝日杯将棋オープン対村田六段戦以来だ。(豊島王位の勝ち) 私の目にも先手...