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第33期竜王就位式

昨年の第32期竜王就位式とは異なり、今年は件の武漢禍にてクローズドな開催であった。⇒羽生九段下し初防衛の豊島竜王、就位式で「年を重ねた後に思い返すようなシリーズ」 今年も武漢風邪などなければ、万障繰り合わせ出席していたに違いない。許すべから...
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第70期王将戦七番勝負第2局2日目 まるで心筋に異常がある心電図のような形勢グラフを描いて渡辺明王将が2勝目

渡辺王将が△5二桂とせず△4一角としたところで、一気に形勢が永瀬王座に傾いた。 これでようやく永瀬の片目が開くか、と思ったところで案の定時間に追われ失着。109手目に永瀬王座が7二の成桂を引いた▲7三成桂が痛恨。7四の歩を▲7三歩成としてお...
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第70期王将戦七番勝負第2局1日目 都合により本局の情報収集は王将戦中継ブログが命綱

無料での映像LIVEがない王将戦は実にもったいない。棋譜利用の制限を設けたり、課金での中継に誘おうとしたり、やることがセコいのだ。そういうものに金を払うつもりのない私もそれに輪をかけてセコいことは棚に上げておく。 こういう時は王将戦中継ブロ...
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第14回朝日杯 準々決勝 藤井聡太二冠が豊島将之竜王に初勝利

豊島将之竜王が公式戦7戦目にして初めて藤井聡太二冠に勝ち星を与えた。それにしてもこのトーナメント表、かなりおかしい。4強が全て左の山に集まって、前回覇者の千田七段が右の山で泣いている。もう少し朝日杯の担当は考えてくれ。 本局の話、実に見ごた...
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第79期A級順位戦 豊島竜王vs三浦九段 2021年豊島竜王の初戦であるが、菅総理の会見全般について一言記す

一身上の都合で全く中継にアクセスできない>< どうやら豊島将之竜王が優勢のようだが豊島流で行くと泥沼化して終局はいつもの午前様だろうか。 菅総理が緊急事態宣言を7府県追加表明したらしい。おそらく台本読むだけの会見に筋書き通りの質疑応答、時間...
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第70期王将戦七番勝負第1局2日目 永瀬拓矢王座の負けない将棋をものともせず渡辺明王将完勝

まだ第一局が終わったところだがもう「勝負あったか」と思わせる完勝だった。渡辺自身久しぶりの対局であったはずだが、この安定感は第一人者に相応しい。豊島竜王とあれだけドロドロのタイトルマッチを演じた異常なレベルの粘っこさを誇る永瀬王座をもってし...
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第70期王将戦七番勝負第1局1日目 ようやく始まった2021年の将棋タイトル戦 4強で2冠ずつ分けあうかが興味の焦点

今、将棋を楽しむ余裕があるのだろうか、という軽くない疑念を孕みつつ、球春ならぬ棋春(いずれも春というには早すぎ寒すぎだが)を祝いたいと思う。 総合力ではやはり現在最強の誉れの高い渡辺明王将に永瀬拓矢王座が挑む今王将戦。永瀬が先に4勝すれば4...
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勝ちを放棄しての投了などあるものか、あれは夢だったかと訝ったが現実だった 第79期A級順位戦 豊島竜王vs羽生九段

昨夜就寝前は豊島竜王が盤面を圧していた。⇒こちら。これで豊島竜王2敗を堅持、羽生九段は降級圏内まっしぐらの4敗目、と安心して寝床についた。 夜中くらいだろうか、枕元のスマホでAbema将棋チャンネルを付けたら何と豊島竜王6%-羽生九段94%...
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第79期A級順位戦 挑戦権争いvs降級枠争い 豊島竜王vs羽生九段 決着はやはり日付が替わる頃か

もう豊島竜王の勝利は確定的盤面であるが、終局までもう少しかかるだろう。今日はこんなご時世ながら忘年会。私の歓迎会も兼ねていたので大いに楽しんだ。そして明日は4時半起きの超早番勤務、さっさと寝るがよろし。 いいね!の前にこちらのクリックを是非...
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厳しすぎる王将戦「棋譜利用ガイドライン」の代償

うーん、将棋の棋譜って著作権あんのかね。これ言い出したのって王将戦の主催者(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社)と日本将棋連盟だよね、記事読むと。⇒ファンのつぶやき萎縮、将棋普及に悪影響か。 星の数より多いかもしれない将棋の棋譜のうち、日本...
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よもやよもやの豊島竜王敗退、杉本師匠は愛弟子(聡太二冠)に天敵退治の見取り稽古 第70回NHK杯将棋

出だしから珍妙な将棋。▲1六歩▲1五歩って私の縁台将棋時代と同じである。さらに飛車を振ったのが後手の豊島竜王というのが驚天動地。私は直後に外出してしまったのでEテレで視たのはここまで。結果は外出先でのスマホで読んだ速報にて。 杉本昌隆八段は...
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藤井聡太二冠、全棋士参加棋戦 第28期銀河戦 最年少優勝で2020年を締めた

銀河戦 囲碁・将棋チャンネルが主催する全棋士参加の棋戦で持ち時間は本戦15分の超早指し戦。といってもNHK杯よりは持ち時間が長いか。一般棋戦の序列でいうと朝日杯の次の第2位くらいなのだろうか、日本将棋連盟の棋戦一覧での掲載順によると。そこで...
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斎藤慎太郎八段の連勝を止めて今期A級順位戦の興味をつないだ豊島将之竜王、問題は後半戦

終局は午前1時ちょうど。見事、豊島竜王が斎藤八段を降した。斎藤八段が1分将棋になる頃から静かな解説なしAbemaTVで視聴していたが、驚愕の思いだったのは豊島竜王の残り時間2分キープである。詰将棋選手権でも名をはせる斎藤八段の迫力ある王手ラ...
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敗着のない相手に勝つということの摩訶不思議さ、竜王防衛を果たしキャリア最強状態を更新しつつある豊島竜王は一刻も早く、渡辺名人へのリターンマッチを実現すべし

まずは棋譜をご覧いただけたら、と思う⇒こちら。 1日目、ふわりと出た角が感じいい。竜王の角の使い方には常に注目。 2日目の午前中。その角をピン止めされたこれまた軽やかな飛車の動き。 竜王は8筋を抑え込みにかかったが、飛車先が重たく思ったより...
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5度目の挑戦で初奪取、4度目の挑戦で初防衛、豊島将之竜王 満願成就

感無量で何も書けない。➡️ニュース 実に難しい(面白い)将棋だった。続きは明日にでも。 応援も兼ねて是非ともワンクリックお願いいたします! ↓ にほんブログ村
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第33期竜王戦七番勝負第5局第1日 ともに4度目の挑戦である初防衛vs100期、決着が近づいてきたか

あと1勝の初防衛と3勝の100期を現時点で比較するのは偏りがあるが、王将戦の挑戦がなくなった今、この竜王戦と名人挑戦をかけたA級順位戦に全力を注ぎたい豊島竜王からすれば、早く決めてしまいたいところだ。 戦型は矢倉vs雁木、桂がいきなり飛び出...
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不二家の叡王戦サイトが素晴らしすぎる件

である。佐藤会長のイラストも豊島叡王のインタビューも素晴らしい。一般棋戦時代の叡王も一覧になっている。山崎隆之八段がタイトル保持者のようである。山ちゃんファンは涙が止まらない。 いいね!の前にこちらのクリックを是非お願いします! ↓ にほん...
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第70期王将戦挑戦者は永瀬王座

折角つかんだ先手番を活かせず豊島竜王が永瀬王座に敗れた。 本割と合わせて決定戦でも敗れ、永瀬王座に2敗。その間JT杯決勝で豊島竜王が勝っているが、今の永瀬王座は羽生九段などとは比較にならないほどの強さを示している。一昨日まで竜王戦で戦い、丸...
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前世代の王者を終始圧倒、豊島将之竜王 防衛まであと1勝 第33期竜王戦七番勝負第4局第2日

AI評価値がすべてではない。だが、一度もその評価値が相手に振れることなく徐々に優位を拡大して、最後は自玉詰みなし&相手玉必死をかけての勝利は圧勝と言っていいだろう。これで全豊島ファン待望の初防衛まであと1勝となった。ここから羽生九段の負けな...
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第33期竜王戦七番勝負第4局第1日 戦型は横歩取り、浮かせてきた角に対する竜王の応手に注目

先日の対局延期は100%羽生九段側の責任である。通常はこのような負い目を背負うものが勝つことは難しい。だが、羽生善治は(ここはあえて悪口であると捉えないでほしいが)鈍感である。そんなことは関係なく将棋を指してくるだろう。豊島竜王は心おきなく...