『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の視聴率が危険水域らしいが、一体それのどこが問題なのか

そもそもNHKのような番宣のCMしか存在しない、受信料でジャブジャブな組織が視聴率など気にする必要があるのだろうか。それ以前に今はその日、その時、その場所で視なければならないTV番組など存在しないのである。一般的な家庭であればタイムシフトして視聴することなど以前から当たり前のことだろう。

インターネット黎明期から、TVの存在は消え失せてしまうに違いないと個人的に確信してきたが、まさにそのような状況が今後勢いを増すのではないだろうか。TV業界や電通あたりの腐った存在がそれを阻もうとしているだけで、何もかもインターネットに支配される未来しかみえない。中華支配は御免蒙りたいが。

というわけで、第7回の「おかしな二人」も十二分に楽しめた。これを楽しめない人は打つ手なしの重度時代劇依存症であるとしか思えない。フォーティースリーやミスター・クラブをくだらんと思う人も多かろうが、安仁子が何も聴こえなかったというときの憎悪のまなざし、シマの心遣いなど見どころは満載である。

とどめは乃木希典大将である。アイドルではないリアル乃木坂ってこのお方の由来なのか、と呆気にとられた子息をお持ちの方は、いますぐ現代史を学びなおさせよ。言い訳は認めない。

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