「いだてん」を休止してまで生中継に踏み切ったＮＨＫ総合に表面的な敬意を表して、キックオフからノーサイドまで視ていた。
正直、日本代表は力負けだったね。前半こそ敵陣に長く滞在し南アフリカの反則にも助けられ１トライのみの３－５で折り返したが、後半に入るとはっきり力の差が出た。
ラインアウトは奪われてばかりで奪えない。モールやスクラムでも押されまくって崩せない。ミスや反則も目立った。ポラードに３本のＰＧを許してじわじわとリードを広げられ、２本のトライでおしまい。特に後半２本目のトライは敵陣深くからジリジリ押されまくって出てきたボールで一気にトライ、これを前半からやられていたとしたら目も当てられなかった。
南アフリカの小柄な金髪白人デクラーク(プレイヤーオブザマッチ)の溌剌とした動きが印象的だった。日本代表も室伏広治を思わせるような巨漢が多かったが、デクラークのような選手はいなかったのではないか？外国出身の血を引く選手を数多く揃え、世界ランキング８位（この敗戦で６位から後退）Ｗ杯でも８強にまで躍進したが、更に上がっていくのは至難だ。
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