孤独な老後を過ごすことになる人の特徴

孤独もいいじゃないか、発達障害なヤツにイラつかせられるよりも余程いい。こちら

2020(令和2)年の国勢調査によれば、65歳以上の人口3534万人に対して、単身世帯は19%の672万人であり、約5人に1人の割合を占めています。この単身世帯に含まれるのは、今まで独身という人もいれば、配偶者と離婚した人、死別した人など事情はさまざまなのではないでしょうか。
豊かな老後を過ごすために、お金と同時に大事なのは心の健康です。どんな場合でも、高齢になっての一人暮らしでも充実して過ごせる人はいますが、一方で孤独だな、寂しいなと感じる人もいます。どういう人が孤独な老後を過ごすことになってしまうのか、その特徴を3つご紹介します。
特徴1:無趣味な人
何か没頭できる趣味を持っている人は、一人の時間を有効に使うことができます。人との交流が少なかったとしても、趣味を通して人とつながることも可能になり、毎日を充実した気持ちで過ごすことができるでしょう。
しかし、これといった趣味がなければ、毎日をぼんやり過ごすことになってしまいます。
自分の好きなことをオープンに発信すれば、誰かが興味を持ってくれるかもしれませんが、何もなければ、人とつながる糸口がありません。また、たまに人と会っても、共通の話題が思いつかないかもしれません。そうなると他人と過ごす時間が苦痛になり、人と会わずに過ごすことを好むようになります。部屋にこもっていると、筋肉も弱り、クヨクヨすることが増える……という負の状況を引き寄せてしまうのではないでしょうか。誰でも過去をふり返ってみれば、興味があったこと、好きだったことがあるはずです。1~2個ぐらいの趣味と言えるものを探しましょう。
特徴2:器が小さい人
いつも一人で過ごしていると、自分の思ったように物事を進めることができます。しかし、他人と一緒にいるとなかなかそうはいきません。
何かにつけて「自分だったら、こうするはず!」「あの人、段取りが悪い……」「普通、あんなことしない……」など、他人の行為に対して不満を感じてしまうことがあるでしょう。なんとなく不満を感じていることは、はっきり言葉にして伝えなくても、周囲に伝わるものです。近寄りがたい雰囲気を感じれば、徐々に距離を置かれるようになり、孤独になっていたという結果を招いてしまうかもしれません。他人がすること、言うことは「そういうやり方もあるのか!」とうまく受け流すようにしましょう。

特徴3:社会とつながることが面倒と感じる人
仕事をしていたときの人間関係は、退職を機に一掃する。親戚や兄弟とのつながりも最低限にするという人がいます。また、現役時代は仕事中心の生活で、近所とのつきあいもほとんどないとなれば、退職後は人との交流を持つ機会がほとんどなくなってしまいます。
退職した時点は、身体も元気で自由に出かけることができるかもしれませんが、5年、10年経過すれば、体調によっては出かける機会自体が減る可能性もあるでしょう。

気がづいたときに、相談できる人がいないのでは、孤独や寂しさを抱えることになってしまいます。また、生活をする上で困ったことがあったとしても頼れる人がいないのはツライことです。

老後生活は長いですから、先々を考え、元々持っている人脈に加え、新しい人間関係は細くてもつないでおくことは不可欠と言えます。豊かな老後を送るためにも、現役時代から孤独に陥らないような考え方、対策をしておきましょう。

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