駿台予備学校数学科専任講師吉田浩二師

この方の講義を受けてみたい。

吉田浩二(よしだこうじ)は、駿台予備学校数学科専任講師。福岡校校長。
広島校、福岡校に出講
福岡校には木曜日を除く全曜日に出講している。
福岡校は師のおかげで成り立っている。

経歴
授業
担当授業
人物
語録

経歴

東京大学大学院修士課程卒。
数学者を目指しておられたらしく、大学では直角教教祖曰く「秀才の墓場」である代数幾何学を専攻していた。
ただ周りにあまりにも天才が多くて博士号は諦めたと仰っていた。

授業

「はいっ！それじゃあねっ始めましょう。こんにちは！！」

問題のポイントと方針が付いたプリントを配ってから授業を進めていく。
- ポイントと称しストラテジー、方法論→問題文の条件確認→思考の道筋→解答→注の順で授業展開をしていく。
- 授業によってはプリントを使わずに、黒板を使って問題の概要を説明してから解答を書くこともある。概要説明は着眼点、考え方を丁寧に説明してくださるので、数学が苦手な人でも理解しやすく記憶にも残りやすい。同じ内容を2回するといった授業展開をするので非常にわかりやすい。まず情報を正確に取り出し思考の道筋を視覚化する。生徒が間違いやすいところを指摘し方法論の重要性を説明される。
- 問題を解くまでの発想の仕方、戦略を伝授して下さる。『(注)』では別解や問題の背景なども教えて下さり、授業の質は極めて高い。そのため、授業進度はやや遅め。
- 板書では、解答に「･･･(答)」と書く。
- 解答の書き方もきちんと説明してくれる。
- 授業後は質問待ちの行列ができる。質問は丁寧に対応してくれる。
補充問題は思考力を鍛える良問である。師曰く，かなりの難しめの問題であり、解答はすぐには見ず、じっくり考えて欲しいとのこと。
板書は字が大きく見やすい。割とカラフルで赤と緑をよく使う。頻繁に、波線〰や二重線、下線を付けて、どの部分がどこに対応しているのか(公式による変形など)を示すため、どう展開しているのかわからなくなることがない。図も綺麗。生徒が復習しやすいように板書に工夫をされている。（特にZ教材の積分の授業では格段に復習がしやすくなる。）
半端なく授業が上手い。
神(GOD)である。思考の道筋に無理が無く、数学が得意な人から苦手な人まで対応することのできるオールラウンダーであるため幅広い層の生徒から大人気であり、感動の嵐である。
- 理解できないことがまずない。授業を受けて後は自身の復習を完璧にするだけである。
- 思考法と方法論があまりにも素晴らしいため信者が続出している。
- 関西への出講が少なく(大阪南校のみ)実力の割に評価が伴ってない。
どの分野も分かりやすいが、その中でも特に数III分野の授業に定評がある。
- 微分積分は本質を突いて教えてくださる。式の評価の仕方、求積、極限の感覚など目から鱗である。
- 複素数については共役複素数の効用性、内積、次数下げなど素晴らしい話をされる。
- 師の授業を取る為に後期から所属コースまで変える猛者もいる。
五藤勝己先生に次ぐ直角教の教祖。というより幹部。
レギュラーの授業では軌跡の授業をあまりされないが、夏期の『数学特講(IAIIB)』では、存在条件のイロハを伝授していただける。
2022年度から、通期の授業でも軌跡の授業をされるようになった。存在条件の真髄を学べる。震えるほど感動する。
『東大理系数学研究』、『京大理系数学研究』は全分野、師の方法論が学べる非常に貴重な講座である。
他の大学数学研究を受けている生徒も受けたがっている。
師の授業を受けていると数学はすべて繋がっているということがわかってくる。
冬の『満点への共通テスト数学(1A2B)』では大量のプリントを配布する。
- 教科書の太字レベルの公式から準公式、ゴロあわせ、裏技、心構え…など下手な参考書以上のクオリティである。
- また、センター系の授業では一点でも取りに行くために出やすい数字や図形問題の感覚的な解き方など数学ではないことも教えてくれる。これが意外と思っている以上に威力がある。

時間が余る時、余りそうな時は雑談を挟む。自虐ネタと新幹線の移動中で起きた話、奥さんの話で爆笑をかっさらう。その話が寮生のネタにされる。

数学科だったからか、たまに”∃”などの数学記号を使ったり、Σを「サメーション」、∞を「インフィニティ」と呼ぶ。数学に関する英語を口走ったりする。
前期は方法論と基礎を重視し、特殊な技巧はいらないということを教えてくれる。後期は前期でやった内容との関連性について実は…と大学レベルの内容まで教えてくださる。一年間を通して一つの美しい物語になっている。

福岡校では現役生のクラスも多く受け持っている。福岡校の生徒なら受けたことがない人は少ないだろう。
福岡校において2021年度の高3生のクラスは満員御礼である。
福岡校、広島校では『満点への共通テスト数学(1A2B)』、『冬の共通テスト数学(1A2B)』を締め切る。
授業中は生徒と目を合わせることがほぼない。雑談になるとたまに合うことも。
「それでは皆さん、今日も1日頑張ってくださーい(1限)」
「それでは今日も1日皆さん、お疲れ様でした(最終限)」
(生徒：ありがとうございました)
「ありがとう！」

担当授業

関西の季節講習は基本担当しない。
2021年度から村上和史先生に代わって高3スーパー九大理系数学Sを担当
2021年度からDASHコースの特別授業を担当
2021年度夏期講習の映像講座では高2スーパー数学Sα(Ⅱ)と数学重要（Ⅲ）を担当
- 福岡校と広島校以外の生徒が講習会で師の映像講座を受けることができる。
福岡校で高3エクストラαを担当
福岡校の高1,高2,高3選抜を担当

通期

2019年度

春期講習

担当授業

夏期講習

2019年度

冬期講習

2019年度

直前講習(Ⅰ期)

直前講習(Ⅱ期)

2018年度

その他

スーパー京大実戦講座(広島校)
京大突破レクチャー(福岡校、広島校)
計算力アップセミナー(広島校)

人物

数学者を目指しておられた。ただ周りにあまりにも天才が多くて博士号は諦めたと仰っていた。
大学では代数幾何学を専攻していた。
いわゆる福岡ローカル講師であるが、関西校、広島校にも出講する。師の授業の上手さと人柄がそうさせるのだろう。
福岡を代表する講師、福岡が誇る超人気講師であり、信者がものすごい勢いで増えている。
それはまるで福岡から東京に進出した~~カンニング竹山~~博多華丸大吉のようである。
『京大突破レクチャー』、『スーパー京大実戦講座』を担当する。数学以外の教科は関西校の有名講師が担当されるのだが数学だけは師が講義されることからも実力の高さが伺える。
広島校で毎年行われている計算力アップセミナーも大変好評である。
夏期の『数学特講(IAIIB)』、『数学特講(Ⅲ)』、冬期の『満点へのセンター数学IAIIB』も五藤勝己先生と並び人気を集める。
関西校に出講されるが、福岡校、広島校の講習が忙しく関西校で講習はされない。残念である。師の講習を受けるために福岡、広島まで遠征する強者もいる。是非とも関西校で講習をして欲しい。そのため、大阪南校後期の最終週には師のサイン待ちの行列ができる。
サインには本当にありがたいひと言が添えてある。
五藤勝己先生と吉田浩二先生は仲が良いことが師二人の人気を集める理由の一つである。
2師が仲良く話をされているのを見るとホッコリする。
師は五藤勝己先生と西敬三先生から人間的にも数学的にもリスペクトされている。他の科目の講師からも信頼できる人としてよく名前が挙がる。
声が結構高い。
- 職員さんに話しかけられたときは更に高くなる。
TRFのSAMに似ている。EZ Do Danceを踊っていそう。
EXILEにいそう。街を歩けば一般人に避けられ、ヤンキーに挨拶される。
石橋凌にも似ている。ダンディーである。
確かにガングロで強面だが実際カッコいい！男は憧れるだろう。スタイルも良い。
- 立っていただけで職務質問されたこともあるらしい。
春期講習で師を初めて見るとビビりあがる。だが、実際はめちゃくちゃ優しい。ギャップが凄過ぎて戸惑うこと間違いないだろう。
- 授業中にする雑談にも、見た目で苦労したエピソードが多い。というか、話を聞いている限り、トラブルに巻き込まれやすい体質なのかもしれない。電車で来る際には、ブラジル人にナンパされ、立ってるだけで職質され、･･･。
白パンにカッターシャツにガン黒。講師室で仕事をする時は眼鏡をかける。一見怖そうに見えるが、見た目に反してかなり優しいお方。生徒をとても大切にし、とにかく腰が低く、挨拶をすると凄く喜ぶ。優し過ぎて逆にこっちが申し訳なくなる。
- 質問じゃなくても、勉強の悩みなどを相談しに行ったら親身になって対応してくれる。
- おそらく駿台数学科で一番良い人。あまりに良い人過ぎて他教科の先生にも良い人過ぎるとネタにされる。
  - 福岡校で出講が被る数学科の五藤勝己、西敬三先生と仲が良い。五藤勝己先生と飲みに行く時は、聞き手に徹するらしい。これも人柄の良さ故である。
  - ある日師の過密スケジュールを気にかけた西村ゆう紀先生がある日「働き過ぎじゃないですか？」と声をかけたところ、「生徒に求められるのなら、私は何処にでも行く。求められてるうちが華ですから。」と言ったそうだ。
  - あまりの授業の過密さゆえ、共通授業の『数学ZS』などが夜の時間帯に組み込まれることがあるが、このことについて「生徒は何も悪くない、悪いのは体が1つしかない私の方。申し訳ない。」とまで仰った。
  - コンビニにてカレーパンを購入した際、カレーが入っていなかったそう。クレームを入れても良さそうだが、師は逆にラッキーだとして楽しそうに話していた。とてもポジティブである。
米村明芳先生を師匠として尊敬してらっしゃる。
- 米村明芳先生が、福岡校に出講しなくなる際に師に向かって「後はお前に任せた」とおっしゃったそう。
- 米村チルドレンである。
高校入学時の数学偏差値は20台だったが、数学の面白さに気付いてから偏差値をぶち上げ、理転し、卒業する頃には偏差値は90に達していたらしい。東大模試では120点満点中117点で偏差値89であったらしい。高2の当時の進研模試に当たるテストで0点だったようなので相当凄い。尚、この話は入学直後の数学オリエンテーションで聞く事が出来る。師に直接聞いても良いかもしれない。
- 驚くことに、数学IIICは独学で勉強したらしい。
  - 「吉田さんとか理転だからねえ。本当にすごいよ。」と小泉徹先生も賞賛していた。
博多弁の主張が激しい。「やるばい！！」
サーフィンと釣りと音楽が趣味で家の前に広がる海でサーフィンをしてから駿台へ出勤したりするそうな。
地元の九州でサーフィンをしていた時に木村拓哉そっくりの人がいたので話しかけてみると、本物の木村拓哉だった事がある。
- ちなみに息子もなかなかのサーファーで、木村拓哉も名前を知っているほど。
子供の頃は10年ほどアメリカのマイアミに住んでいたそう。
- その後も世界を旅していたらしい。ローマの話をされたことがある。
家族をとても大切にしておられる。フラれにフラれ続けてやっとのことで結婚してもらえた奥さんのことがとにかく大好き。授業の度に奥さんとの昔話をするが大抵痛めつけられている。かわいそうである。
- 飲みに行った時、奥さんに電話をかけ忘れ、帰ると「テメー舐めんなよ！」と言われたとか。
  - 本人曰く、「吉田家のヒエラルキーの中で僕は一番下なんですよね･･･。」
  - 「あの人結構奥さんにやられてるらしいですからねぇ。」(山下幸久先生談)
  - 緊張のあまりプロポーズで放った言葉が「あなたと結婚すれば幸せになる自信がある」である。
  - 息子にも「お父さんはお母さんのこと愛し過ぎ」と言われたらしい。
  - 奥さんとつき合っている時は、奥さんの家族を味方にして、外堀を埋めながら結婚まで持っていったとか･･･。
  - だから奥さんに「別に私あなたのこと好きで結婚したわけじゃないわよ」と言われたらしい。
  - ちなみに、奥さんは師が五藤勝己先生と電話していたらすぐ食いついてくるらしい。
  - 師は奥さんのことが大好きであるが、奥さんは五藤勝己先生の大ファンである。五藤勝己先生は師の大ファンであるため、妙な三角関係になっている。
福岡に自宅があるので、授業は福岡校と広島校を中心に担当している。
TAは学習相談のはずだが、恋愛相談になってしまうことが多かったらしく、2013年度から福岡校のTAは担当しなくなったそうだ。ただ、福岡校でも夏と冬だけ講習期間中だけはTAをしてくださる。そのため、一瞬で予約で埋まってしまう。レアTAと呼ばれている。
- 2021年度福岡校でTAの担当が復活した。一瞬で予約が埋まる事態になっている。他の科目の講師も師のTAを取りたいとおっしゃっていた。
上記のようになかなかの苦労人である。だからこそ人の気持ちがよく理解できるのだろう。
「悩みや不安をゼロにしてあげることは出来ませんが半分にしてあげることは出来ると思うんです。辛いことは1人で悩まずに一緒に悩んで半分にして、嬉しいことは一緒に喜んで2倍にしましょう。何でも良いので相談してください。」
とても良いお方である。
- が、怒らないわけではないので誤解しないように。広島校LAで内職が見つかり、その時は師は怒った。
- たまに寝ている生徒に注意をされる。親の気持ち、先生の気持ちを考えなさいと。勉強は大事だけれども一番大事な事は人が人を思う気持ち、心であると。自分の事を考えてくれる周りの人たちのことを考えなさいと。人格者である。注意をされても愛を感じさせる先生である。
  - 普段優しい人が怒った時ほど怖いものはない。優しい人を怒らせてはいけない。授業は真面目にきちんと受けよう。
2021年度前期最終講、福岡校にて感動する『優しい嘘』の話をされた。涙がとまらなかった。本当に人柄が素晴らしい。
同じエレベーターに乗ると、先に生徒から出てもらっていた。とても良い人である。
師は天才であるが謙虚である。中井大輔先生も認めているほどである。まさに能ある鷹は爪を隠すである。
人格、授業どれを取っても最高峰である。
まわりの講師から一目置かれている。
師は決して偉そうにしない。偉いのだが。
五藤勝己先生が尊敬している。