これだけ。
2ケタ×2ケタ
「〇□かける△♡」の場合
〇□
×△♡
の計算の仕方は、
手順
①(十の位)×(十の位)
〇□
×△♡
頭×頭。
②(十の位)×(一の位) (一の位)×(十の位)
〇□ 〇□
×△♡ ×△♡
クロス、クロス。
頭とお尻はキモイのでやめときます。
③(一の位)×(一の位)
〇□
×△♡
お尻ぶりぶり。
(お尻×お尻という意味)
④仕上げ
全部で4種類の掛け算。
これを足します。
①はお尻を2つ。
②はお尻を1つ。
ずらしてください。
①
+ ②
+ ③
という感じ。
②は2個あるので注意。
具体例①13×17
13
×17
ということで。
頭×頭。
13
×17
1×1=1
クロス、クロス。
13 13
×17 ×17
1×7=7
3×1=3
お尻ぶりぶり。
13
×17
3×7=21
足しましょう。
1
+ 3
+ 7
+ 21
=221
答え:221
電卓でやっても同じですよ。
具体例②37×64
37
×64
でやってみます。
まず左縦。
37
×64
3×6=18
次はクロス。
37
×64
3×4=12
37
×64
7×6=42
最後に右縦。
37
×64
4×7=28
を用意。そして、
18
+ 12
+ 42
+ 28
=2368
という感じ。
具体例③83×91
こりゃあハイレベル。
だけどやることは同じ。
83
×91
頭と頭でごっつんこ。
83
×91
8×9=72
クロスクロス。
83 83
×91 ×91
8×1=8
3×9=27
お尻ぶりぶり。
83
×91
3×1=3
足しまっせ。
72
+ 8
+ 27
+ 3
=7553
超インド式計算法の仕組み
2ケタ×2ケタ具体例①の「13×17」で説明します。
13×17
=(10+3)×(10+7)
=1×10×10
+3×10
+7×10
+3×7
= 100
+ 30
+ 70
+ 21
=221
わかりましたか。
今まで空けていた「マス」の正体は「0」だったんです。
2ケタの数ABとCDを使う、
「AB×CD」という計算のとき。
文字式に直してみると、
AB=A×10+B
CD=C×10+D
AB×CD
=(10A+B)×(10C+D)
=10×10×A×C
+10×A×D
+10×B×C
+B×D
= A×C×100
+A×D×10
+B×C×10
+B×D
2ケタ×1ケタも同様に文字を置けば証明できます。
実は単なる「分配法則」でした。
中1の数学で一番最初に習うことですね。
まとめ
これからの計算練習で「超インド式計算法」を使って練習していれば、すぐ習得できます。
そうすれば暗算でも余裕でしょう。
1週間後には計算バケモノになっています。